暁 〜小説投稿サイト〜
ドン=ジョヴァンニ
第一幕その九
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
だろうからね」
「じゃあマゼット行こう」
「主役がいないとどうしようもないよ」
「わかったよ」
 村人達の言葉を受けて渋々ながらこの場を後にするマゼットだった。他の村人達もレポレロに連れられて消え去った。残ったのはジョヴァンニとツェルリーナだけだった。
 二人きりになったジョヴァンニは。早速その本性を露わにさせたうえで。こう言うのだった。
「さて、あの間抜けはいなくなった」
「あの、マゼットは私の夫なのですが」
「おっと、そうだったな」
 一応ツェルリーナの言葉は受けはした。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ