第一部
縮まる距離。
三週間。
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「あいよ〜」
あたしの向かい側に座るエースが驚いた顔をすると、
あたしはニコっと微笑むだけだった
リノ「肉ばかり食べてると、血液バランスが悪くなるでしょ?」
エース「そ、そうだな・・・」
大好きなお肉を我慢するって言いだしたのもエースで、
ビックリしたにはしたけどそれならあたしも協力するっていったんだっけか。
エース「そういえばリノ・・・」
リノ「ん?」
エース「ルフィたちがクロコダイルを倒したそうだ」
リノ「へぇ〜やっぱり、倒しちゃったんだ七武海を」
エース「確かになぁ」
食事をしながらも机の上に置かれている新聞に目を通すあたしたち。
そういえば大仏男から任務完了の電話が来てないような気もするけど…
…まあいいや。無視し・・・
『プルプル〜プルプルプル〜』
リノ「・・・・・」
エース「・・・・・・」
・・・クソォォッ・・・掛けて来やがったよ!!
正に今、アイツの存在自体を忘れようとしたのに!!
フォークをお皿の上に置いて絶対にタブーな言葉を言われると分かってたから
席を離れると外に出た
『ガチャ』
『遅いぞ、電話に出るのが遅いぞ!!』
リノ『はあ?そんなの人の勝手でしょ?
んで今度は何なの大仏男?あたし、そんなに時間は無いんだけど』
『私は大仏男ではなぁぁぁい!!』
・・・・・だからコイツの電話には出たくないんだよ。←
コイツ、いちいち耳元で叫んで来るから・・・!!
リノ『だから要件は?』
『七武海のクロコダイル捕獲ごくろう。奴はインペルダウンに連行した』
リノ『ああ…アレか』
『それから次の任務だが…』
リノ『はあ?タダ働させといて次の任務?絶対に嫌』
『何じゃとー?!』
リノ『休みぐらいくれたっていいでしょ?』
三週間以上もハンコックと会ってないし←
任務でエースから離れるのもどうかと思うし←
『や、や、休みじゃと?!
約束通りの制裁期間は過ぎていたぞ!?』
リノ『それでも罪人をちゃんと送りました。』
『何じゃと!?』
リノ『仕方ないでしょ?任務中に邪魔者が入ったんだから』
『邪魔者とは誰じゃ、邪魔者とは』
リノ『十年間もあたしを追っていたらしい三人の蛆虫』
『らしいとはなんじゃ、らしいとは』
リノ『ていうかグダグダ言うんじゃねーよ。
じゃないと次の任務やってやんないよ』
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