第五章 StrikerS編
第百二十三話 『訓練の日々』
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な位置からでも攻撃やサポートをできるように…。
フルバックのキャロは素早く動いて仲間の支援をしてあげられるように…。
確実で有効な回避アクションの基礎をしっかりと覚えていこうね」
「俺もマスターよりは練習に参加してあげられるからよ。みっちりと鍛えてやるぜ!」
「「お願いします!」」
「もう…最後はランサーが全部持って行っちゃうんですから」
「わりーわりー…」
ランサーは謝ってくるけど私はついついむくれてしまうのであった。
でも、頼りにしているよ、ランサー。
◆◇―――――――――◇◆
Side シホ・E・S・高町
アルトリアとネロと一緒に私はランを鍛えている。
アルトリアは教える立場。ネロは実戦向けなのである。
「ラン。剣の真髄とはいかに素早く動き敵を力強く切り裂くかがかかってきます」
「はい!」
「そして仕留めたらすぐに次の支援に向かっていくことですよ。エリオと同じガードウィングなのですから」
そしてアルトリアは的確に指示をしていきながらもネロに指示をして、
「ではラン。余から仕掛けるぞ。見事耐え切ってみよ」
「わかりました!」
そしてネロとランが何度も剣をぶつけ合っている。
これがネロの武器が本物だったらすぐにランのデバイスは切り裂かれていただろう。
「なんか、私が教えるよりアルトリア達のほうが的確かもしれない」
「いえ、シホ。そんなことはありませんよ? マンネリ化はいけませんからランには色々な相手と経験を積ませるのがいいでしょう。
手が余っているシグナムにもお願いするのもいいでしょうね」
「そうね」
そんなこんなでランの個人訓練は続けられていった。
◆◇―――――――――◇◆
Side 高町なのは
ティアナの射撃訓練を行っているところだ。
ティアナは的確に私の放つシューターを撃ち抜いていくのでその腕は確かだ。
「いいよ、ティアナ。その調子」
「はい!」
「ティアナみたいな精密射撃型はいちいち避けたり受けたりしていたら仕事ができないから…」
私がまた誘導弾のシューターを放つ。
それにすぐに対応をしようとするが後ろからの攻撃に気づいた。
そこまではよかったが、その場を避けて動いてしまった。
「ほら、そうやって動いちゃうと後が続かないよ?」
「はい!」
そしてティアナは動きを止めて迫ってくるシューターをしっかりと撃ち抜いていく。
「そう、それだよ! 足は止めて視野を広く!」
いい感じだ。これなら安心できる。
「射撃型の真髄は?」
「あらゆる相手に正確な弾丸をセレクトして命中させる。判断速度と命中精度!」
「その通り。チームの中央に立って、誰より早く
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