第五章 StrikerS編
第百二十三話 『訓練の日々』
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でもそのお得意の反応速度でよける行動を繰り返す。
私はランサーの動きを二人に見せながら、
「二人はスバルやヴィータ、レンみたいに頑丈じゃないから反応と回避が最重要。ランサーの動きを見ててね」
最初は遅いスフィアの遅い攻撃をただ単に避けるランサー。
「まずは動き回って狙わせないことが第一」
ランサーがその動きをあげてスフィアはついていけずに混乱する。
「次、ランサー!」
「おうよ!」
私の指示でランサーは動きを止める。
それによってスフィアはランサーに狙いを定める。
でもすぐにそれは避けられた。
「攻撃が当たる位置に長居しない。ね?」
「「はい!」」
「これを低速で確実に行えるようになってきたら…スピードを上げていく!」
そして数十のスフィアの攻撃にさらされたランサーだが普通に早いのに私の魔法『ソニック・ムーブ』も使い私達の後ろに一瞬で移動をかましている。
やっぱりランサーは早さが取り柄だね。
それにここ数年でランサーは…いや、サーヴァント全員にはリンカーコアも精製されている事が分かり魔法が使える事が判明したのだ。
シホがいうにはこちらの世界に呼び出された処置だろうと予測している。
それで私の魔術回路の魔力だけではなく自身でも魔力を作り出せるようになったから十分現界分の魔力はまかなわれているので助かっている。
だから私の基本魔法のフォトンランサーやプラズマランサー、ライトニングスマッシャー、ディフェンサーなどといったのもランサーはほとんど使えるようになったから宝具を使わなくても十分戦力だ。
宝具であるゲイ・ボルクも封印していて代わりに槍型のデバイス、名前は同じでややこしいけど『ゲイ・ボルク』を使っている。
各サーヴァント達も武器持ちはデバイスを代わりに使っている。
ネロさんは『アエストゥス・エストゥス』という大剣型のアームドデバイス。
アルトリアさんはシルビアさんによって宝具からデバイスに改竄してもらったという聖剣『エクスカリバー』。
志貴さんは『ナナヤ』という短刀型のアームドデバイス。
をそれぞれ使っている。
当然リミッターはかけられている。
なのにユニゾンデバイスであるアルトリアさん以外のサーヴァントの皆は戦闘には承認がないと参加できないとかあんまりだよね。
シホと前に一緒に愚痴った覚えがかなりあるよ。
閑話休題
「今のもゆっくりやれば誰でもできるような基礎アクションを早回しにしているだけなんだよ。ね、ランサー?」
「ああ。あんな程度ならすぐにエリオやキャロもできるようになるだろうな」
「はい! 頑張りますランサーさん!」
「おう!」
「スピードが上がれば上がるほど勘やセンスに頼って動くのは危ないの。
ガードウィングのエリオはどん
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