第4章 悪魔の計画編
第45話 鎖で封じられた記憶
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けでも、助けないと・・・シャルルさんと、約束したんだ。必ず、ウェンディさんを・・・守るって!!
ト「わ、我と・・・心を、通、わせ、姿を、現せ・・・!出て、来い!火の玉!幽霊、兄弟!」
紫色の魔法陣から赤と青に光る火の玉と、幽霊のユウとレイの兄弟が現れました。
ト「火、火の玉は、ウェンディさんと、ミイラの鎖を、熱で、溶かすんだ。ユウとレイは、リンさんに、攻撃してくれ!!」
僕の指示に従い火の玉は鎖を熱で溶かし始めました。
リ「ね、熱で鎖を!?」
無事にウェンディさんとミイラは鎖から解放されました。解放されたミイラとユウとレイはリンさんに体当たりなどで攻撃しています。
リ「私の鎖をよくも台無しにしてくれたわねっ!!!」
ト「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ウェ「トーヤさんっ!!!」
さらに鎖を強く、きつく締め付けられます。く、苦、しい・・・
リ「これで、雑魚も消えて、街も消えて、悪魔の勝利よ!!アハハハハハハハハハハッ!!!」
リンさんが勝ち誇ったように高らかに笑います。
ト「そ、それは・・・間違って、います・・・」
リ「雑魚に何がわかるってゆうの。」
ト「あ、あなたは、なぜ・・・自分の、生まれ、育った、街を・・・破壊、しようと・・・するんですか・・・?」
リ「自分の生まれ育った街?何を言ってるの?」
ウェ「リンさんは、操られて自分の記憶を封じられているんです!!これ以上街を破壊するとシラカバの街は消えてしまうんです!!リンさんの家族や友達が大変な目に遭っているんです!!」
リ「私の・・・街?家族・・・?友達・・・?私は悪魔の計画の一員!!家族も友達もいるはずがないっ!!!」
リンさんの表情が、一瞬だけ焦りが見えたのは僕だけでしょうか?
ト「そ、それは、間違った記憶です!!リンさんの、正しい記憶は・・・自分の鎖で、封じているんです!!」
リ「え・・・?」
ト「魔法なんかに、負けちゃだめですっ!!目を覚ましてくださいっ!!リンさんっ!!!」
その時、辺りがまぶしい光で覆われ、僕はそのまま気を失ってしまいました。
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ウェ「・・・さん・・・ヤさん・・・トーヤさん。」
気がつくと、心配そうに僕の顔を覗き込むウェンディさんとシャルルさんの顔が見えました。縛られていた鎖は消え、リンさんの姿もどこにもありませんでした。
ウェ「リンさんは、正しい記憶が鎖から解放されたと思いますよ。」
ト「・・・だと、いいんですが。」
シャ「まっ、
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