第4章 悪魔の計画編
第45話 鎖で封じられた記憶
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いつの間にか僕とウェンディさんとシャルルさんはとある部屋の中にいました。ここ、いったいどこ何でしょうか・・・?すると、
リ「雑魚には絶対負けないよ、天空の巫女、怪物(モンスター)、白猫。」
僕たちの背後からリンさんが金髪のロングヘアーをなびかせながら不敵な笑みを浮かべました。
シャ「なんか、すごく嫌な予感がするんですけど・・・」
ト「ウェンディさん、シャルルさん、気をつけて下さい。」
ウェ「は、はい。」
ウェンディさんの声はすでに震えていました。僕の頬にも冷や汗が流れ落ちます。それを見計らったように、リンさんはまた不敵な笑みを浮かべると、
リ「それでは、レッツバトルッ!!」
するとリンさんの左腕から銀色に光る長い鎖が飛び出してきました。鎖がどんどん伸びてきてこっちに向かって襲い掛かってきます。
ウェ「天竜の・・・咆哮ッ!!」
ウェンディさんに守られてしまいました。今度は僕が・・・!
ト「我と、心を通わせ、姿を現せ!出て来い!ミイラ!」
紫色の魔法陣から体全身に包帯を巻いたミイラが現れました。
リ「どんなに攻撃したって、私の鎖魔法(チェーン)は永遠に伸び続けるよ。」
その時、僕は油断していました。背後から近づいてくる鎖に気がつきませんでした。
ト「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ウェ「トーヤさ・・・キャァァァァァァァァァァッ!!!」
シャ「ウェンディッ!!トーヤッ!!」
僕とウェンディさんは鎖に体を絡め取られてしまいました。外そうとしても硬くて・・・
ト「ミイラ、リンさんの体を包帯で巻きつけろ!」
ミイラの手から長い包帯が伸び、リンさんの体に巻きつきます。
リ「そんな攻撃、私には効かないよっ!」
リンさんは片足を上げるとそこから鎖が飛び出し、ミイラの体を絡め取ってしまいました。ミイラも身動きできなくなりました。
シャ「ちょっと、あんた!ウェンディとトーヤを放しなさいよっ!!」
シャルルさんが吊り上がった目でものすごい速さでリンさんに向かって飛んでいきました。が、
リ「うるさい猫ね。猫は横になっているのがお似合いよっ!!」
リンさんは右腕から飛び出した鎖で、
シャ「キャァァァァァッ!!!」
ウェ「シャルルッ!!」
ト「シャルルさんっ!!」
シャルルさんは鎖で弾き飛ばされ、壁に小さな体を打ち付けてそのまま気を失ってしまいました。
シャルルさん、大丈夫でしょうか・・・?
リ「猫より自分の心配をしたらどう?えぇいっ!!」
ウェ「あぁぁぁぁぁっ!!!」
ト「うぁぁぁっ!!あぐっ!!!」
鎖をさらに強く締め付けられます。ど、どうにか、して・・・ウェンディさん、だ
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