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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第4章 悪魔の計画編
第44話 悪魔の計画
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黒いフレアスカート姿の女だ。前髪をピンで留めている。ショールと似たような色の瞳をしてるが、こいつの瞳は鮮血なんかじゃない。赤黒い血の色だ。まるで、悪魔の血の色だ・・・

ショ「今すぐジャックたちの魔法を解いて、この街から立ち去れっ!!」

いつも冷静なショールが声を張り上げて叫ぶ。

ア「それは無理。」

アンがウィンクを1つしながら右手の人差し指だけを立てて左右に振る。

エ「ならば、貴様を倒すまでだ。」

ア「それも無理。」

アンはさっきと同じ動作をする。

ア「私と戦いたいのなら、私の仲間を倒してからよ。」

そう言って両手を広げてショールの知り合いの5人を示した。

ショ「ジャックたちはお前の仲間でも、お前の操り人形でもないっ!!!」

ショールの鮮血のような赤い瞳が怒りで燃えている。今のショールの瞳は、鮮血じゃなくて、赤々と燃え盛る『炎』そのものだ。

ア「アハハハハ!!そんな怖い顔しないでよ♪ちょっと遊んでるだけだから♪」

何なんだこいつ、めちゃくちゃ腹が立つ・・・!!

ア「私を倒さないと、永遠にこの子達は私の操り人形さんよ。さぁみんな、この雑魚たちを蹴散らしておやりっ!!」

フォ&ジャ&ジ&チ&リ「かしこまりました、アン様。」

「様」だと?最悪なやつだぜ。

ナ「雑魚だとっ!!俺たちを舐めんじゃねぇぞごらぁぁぁっ!!!」

クソ炎が炎を纏った拳でアンの顔面を殴ろうとする。が、

ナ「グハァッ!!!」

マ&ハ「ナツッ!!?」

アンに殴り掛かろうとしたクソ炎の顔面を雷が襲う。って、今のは・・・!

チ「アン様に逆らう者は俺が始末する。」

今のは、黒い雷!!

チ「瞬間移動。(テレポート)」

・・・って、クソ炎が消えたぁっ!!?

ユ「マヤとハッピーとフレイもいないよ!!」

ウェ「チンクさんもいませんよ!」

どうなってやがるっ!!?

リョ「お前等ッ!!ナツたちをどこにやったぁっ!!!」

ル「ちょ、ちょっと、リョウ!!」

ジ「瞬間移動。」

今度はリョウとルーシィまで消えやがったっ!!

リ「まったく、チンクとジストは行動が速すぎるのよ。瞬間移動。」

エ「ウェンディとトーヤとシャルルがいないぞっ!!」

次々と消えていく。いったいどうなってやがるっ!!

ショ「ジャック・・・お前等いったい・・・」

ショールがジャックっていうやつに声を掛ける。ジャックっていうやつの緑色の瞳には光が射していなかった。

ジャ「俺たちはアン様の指示に従うまでだ。フォアン、お先に失礼するぜ。瞬間移動。」

エルザとショールまで消えちまった。残ってるのは俺とユモだけだ。

フォ「そんなに焦
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