レーヴァティン〜クロスクエスト〜
エピローグ〜宴の終幕〜
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ノイズが走って闇が開いた。
「ここからゲツガさんの世界に還れます」
「……そうか。ありがとう」
ゲツガは後ろを振り向くと、セモン達に向かって
「ありがとう。楽しかったぜ。機会があったら――――また会おう」
笑顔で言うと、ノイズの扉へと身を躍らせた。
「ああ。また会おう、ゲツガ君」
どうやら結構仲良くなったらしいシャノンが呟いた。
虚空がとじた。
「それじゃ、僕もそろそろ帰るね。楽しかったよ、また一緒に戦おう、セモン兄ちゃん、コハク姉ちゃん、シャノン兄ちゃん、ハザード兄ちゃん、ゲイザーさん、グリヴィネさん」
レンホウも、プレイヤーホームのドアを開けると、暖炉の前で丸くなっていたクーを呼び、その上に飛び乗ると宵闇の中、去って行った。
「……私たちも、ログアウトしようか」
「うん」
こうして、別世界の英雄も巻き込んだ、《魔剣レーヴァティン》獲得クエストは幕を閉じた。
*
「えぇ〜!?カー君それはつまんないよ!なんで封印しちゃうのさぁ、せっかく刹那ちゃんの“座”、解放してあげたのに……」
「うるさいぞ!というか、また観てたのか小波!!仕事に集中しろと言ったはずだぞ!!」
「ヘイヘイ」
物語は、終わらない。
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