暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
無印編 破壊者、魔法と出会う
無印〜A's 空白期
20話:いざ、限界まで走ろうか!
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は達は今、外なの?そこは…森の中?』
「まぁそうだな。正確には海鳴の裏山の中だ」
「今はあんまり長く話せないし、贈り物もすぐには送れないから。だから、私達三人からのお祝い、見ててね!」

〈 Stand by Ready 〉
「まずは私から。行くよユーノ君、レイジングハート!」
「うん」
〈 All right 〉

なのははそう言って、足下にピンクの魔法陣を展開する。

「夜空に向けて…砲撃魔法、平和利用編!」
〈 Starlight braker 〉
「スターライトブレイカー、打ち上げ花火バージョン!」

「―――ブレイク……シューーートッ!!」

そのかけ声と共に、なのはの目の前にあった魔力の塊が、星々が輝く夜空へ向け放たれる。
放たれた魔力は空中で弾け、大輪の華を裂かせる。色はユーノの補助が入ってか、緑とピンクだ。

『うわ〜…綺麗…』
『すご〜い、光のアートね!』
『またむやみに巨大な魔力を…』
「まぁそう言いなさんな、クロノ執務官。そんなんじゃ胃にいくつも穴をあける事になるぞ?」

通信越しに聞こえてくる感想と愚痴。クロノの愚痴に俺はソードモードのライドブッカーを肩に当てながら言う。

『すごいなのは…夜空にキラキラ光が散って、すごく綺麗だ…』
「うん、続けていくよ!ユーノ君!」
「うん!」
「「せーのっ!!」」

そして何発も上がっていくピンクと緑の花火。クロノが以前言っていた「バカ魔力」というのは、あながち間違っていないかもな。

「それじゃあ、俺も」
『え?士?』
『まさか君も…!?』
「できない訳じゃないさ。なんつったって、俺はお前ら同様リンカーコアを持つ魔導師なんだから」

でも結構苦労したんだぜ、と言いながら足下にマゼンダ色の魔法陣を展開する。そしてライドブッカーの切っ先を夜空に向け、構えを取る。

「初の魔法使用、ディバインバスターならぬ…」
〈 Dimention buster 〉
「打ち上げ花火バージョン!ユーノ、キツいだろうが補助頼む!」
「うん!」
「「せーのっ!!」」

かけ声と共に切っ先から飛び出すマゼンダ色の魔力。緑色も混ざって飛んでいき、見事夜空に華を咲かせる。

『連発!?しかも初めて使うのにこんな応用ができるなんて!?』
『相変わらず、なんつうバカ魔力…!?』

花火を撃ち終わった俺達は、さすがに肩を揺らして息を整える。ユーノに至っては、地面に大の字に転がっている。

『なのは、ユーノ、士……大丈夫?』
「あはは、大丈夫!」
「はぁ…はぁ…」
「若干一名言葉も発せられないくらい疲れてるけどな…」

心配そうに言うフェイトに俺達は返事をする。いや、ユーノは返事もできてないが。

「ちゃんとしたプ
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