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魔法少女リリカルなのは〜その者の行く末は…………〜
Chapter-2 Second Story~sorrowful and graceful……that occurrence~
number-15 relations
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っ!」
激昂し始めた恭也の言葉を受け止める燐夜。だが、その上でケンカを売り始める。
「いいさ、その条件で決めてやるよ。本気で来ないとお前は負けるがな」
「貴様ぁ……っ! いいだろう、後悔させてやる」
二人は高町家に向かって歩き出した。
だが、二人は肩を並べて歩くことをせず、恭也が先導する形で道路を歩き始めた。
――――まったく、何を躊躇っているんだろうか。
――――なのはが泣いていたんだ。
――――それだけでもう十分じゃないか。
そう、燐夜は見たのだ。
なのはが燐夜と恭也の関係で友人であるアリサとすずかに打ち明けて泣いてしまったところを。
それだけで十分ではないのか。
しかし、それでも二人は、歩み出したのだ――――。
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