第3話 二人は異世界に旅立つようです
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なみに今の君は魔力壁が通常の垂れ流し状態で『約束された勝利の剣』喰らってもかすり傷負う程度だから。
当然、君はこれ程の力の制御ができていません。魔力強化もしっぱなしの状態です。
なので、手加減しないと一般人なんかは君が触っただけで
”バチュン!!”
ってなっちゃうから気を付けてね。
でも今の君はこれらを一切使えません。まだ完全に契約が終わっていないので、まだ一般人のままなのです。」
「なるほど、履行はされたけど執行はされてないと」
「そうですね。契約の執行は一度転生しないと使えないので君は転s「キターーーーーーーー!!」…転生してもらいます。
送るのは私なので、好きな場所に逝けます。」
「字、違わない?」
「実際、この地獄での生を終えてからなので間違いではないです。そして、あなたには一つだけ能力が与えられます。
ですが注意事項があります。生命を創造することは不可能。そして神族にはなれない。これだけです。
さて、どんな能力にしますか?」
俺は、チート転生できるとしたら、この能力、と以前考えた能力を言う。
「『創造』の能力をくれ。正確には、言葉にしたままの物が創れる能力、だね。」
「…なる程、確かにそれなら他のどんな能力でも使えますね。勿論制限はつきますよ?」
「分かってるって。でも説明書はつけてな。無いと発動すらできないし。」
「その点に関しては問題ありません。私が着いていきますので。」
あ、教えてくれんだ。それは助かる。しかし・・・・
「なんで自分でその能力使わないの?使ったら無敵じゃん?」
「……この契約者に能力を付加する力は私の力ではありません。
かつて居たとされ、この天界・地獄・次元を創ったとされる創造主神に自分の名前を捧げ、
力を一度だけ貸してもらい、能力を貰うのです。」
「なるほど。で、それを使えるのは天界人だけ、と」
「そうです。そしてそれを使った天界人は神に逆らったとして、堕天使として地獄に落とされるのです。」
「なるほどね。ところで、今言ってる神って言うのは創造主神のことだよな?来た時の受付?にいたクルセウスとアリアってのが
自身を神って名乗ってたんだが、なんでだ?」
「天界での自警団、いえ軍ですね。これに入っている者が天使と呼ばれます。そして、その天使の中で最も強い50人が大天使、
その頂点12人が能力に応じた『神』を名乗ることを許されるのです。」
・・・・なるほど。あのむっかつく二人は腐っても天界最強のうちの二人なのか。
「……お前の心中は察するが、今のシュウでは返りうちになるだけだぞ?」
「ああ、分かっている。
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