第2話 運命は出会い、回り出すようです
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、ね。ここ地獄だし、こいつもしかしてルシファーさん?)
まあいいか、そうだな・・・・安直で悪いが、『ノワール』ってのはどうだ?
「いったいなにがだ?」
お前の名前だよ。そうだな、『ノワール・プテリュクス・エ―デル』でどうだ?『高貴な黒き
翼』って
意味なんだ。意味が厨ニ臭いが・・・・・
「…………」
(え?なに?なんだなんだよなんですか?この沈黙は?もしかしてやっちまった?
・・・今更やったもなにもねーか。)
side??
なんなのだ、此奴は?人間のくせにこの氷結地獄に堕とされたり、死んでいるはずの体で歩い
ていたり、
更に、この魔族用の、私の色の封印用棺を綺麗だと言ったり・・・・・
嫌味のつもりで名前を略して言ってやったのに嬉しいなどと言ったり・・・・・
「あんたの名前は?ってことだ。普段なら相手から名乗らせるが、俺のど真ん中に直球の代わ
りに
HekartUで弾丸ぶち込まれた位、俺のタイプのお姉様だから特別だ。」
天界で忌み嫌われ、もはや言うことすら許されない私の名前を聞いてきたり―――
「つまり俺はお前のことが超大好きだってことだ。」
「なっ、すっすす、好きだと!?///馬鹿を言うんじゃない!!///コホン、全く…調子が狂う
わ…。」
私のことを好きだなどと言い、
「何この子、きゃわいいわ。」
「ゴホン!!……すまんが、私に名前はない。ただ、『闇神』と言う役職がはるか昔あっただ
けだ。」
こんな堕ちた私をかわいいなどと言う。
そして、そして――――――
「まあいいか、そうだな……安直で悪いが、『ノワール』ってのはどうだ?」
一体こいつはなにを言っている?
「お前の名前だよ。そうだな、『ノワール・プテリュクス・エ―デル』でどうだ?『高貴な黒
き翼』って
意味なんだ。意味が厨ニ臭いが…。」
なぜ、私なんかに名をくれるというのだろう?私の名は神に取られてしまったというのに。
私は・・・私は、こんな、人間風情に・・・・・・!!
side out
side 愁磨
あ、あのー・・・いかがなさったので?
「なぜだ?なぜお前は私を好きだなどと言う?なぜお前は私に名を与えようとする?」
い、いや、なぜっていわれても。
「なぜ、こんな私と話す?なぜ、なぜ私に優しくする!!私には見えるのだ!!
お前は自分すら騙し、何でも無いかの様に振舞っているが、他人に気を使い、一切自分を出さ
ないせい
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