妖精たちの日常 vol.1
第39話 幸せを呼ぶ赤い鳥
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足〜♪今日はついてるなぁ〜♪」
森でたくさんの動物と会って、たくさん契約して、召喚できる動物がいっきに増えたんだっ!!
マ「え〜と、うさぎのミナに、たぬきのポムに、シカのルリに、キツネのココットに、ワシのバーン!!これでバトルも有利になるっ!!ヤッタァ〜☆」
と、調子にのっていたその時、
ガサガサガサッ!!
マ「ギョッ!!な、何?」
茂みの奥から物音が聞こえた。好奇心が勝っちゃって恐る恐る茂みを覗くと・・・
マ「わわわわわわっ!!」
鳥が1羽倒れていた。しかも、赤い鳥だった・・・
マ「この鳥が、今回のクエストの・・・って、そんなことより手当てしなきゃ!!」
こんなこともあると思い、念のためカバンに薬草をいっぱい詰め込んできたんだ。持ってきて正解だったよ。私は近くにあった石で薬草をすりつぶし、優しく傷口にぬってあげた。もちろん、鳥に話しかけながらね。
マ「私はマヤ。あなたは幸せを呼ぶ赤い鳥なの?」
赤い鳥は何も答えない。随分冷たいんだな〜。最後に包帯を巻いて、手当て完了ッ!!
マ「もう怪我しないように気をつけるんだよ。」
私は鳥を逃がしてあげた。怪我してるところを狙うなんて反則だからね。その後私は、依頼人にクエストを失敗したことを告げてからギルドに帰った。
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マ「たっだいまーーーっ!!」
ミ「おかえりなさい、マヤ。」
ナ「よっ!お疲れぇ〜カツカレェ〜。」
ハ「あい!」
相変わらずテンションMAXだね☆
ユ「それはマヤもだよ。」
あちゃ〜、ユモに突っ込まれた。てへっ☆
ナ「そうだマヤ、お前がクエストに行ってる間に新入り来たんだぜ。」
マ「えっ!?誰誰誰!!」
ル「少し落ち着きなさいよ。今マスターと話してるあの赤毛の人よ。」
見ると、マスターのそばに、赤い短髪に、赤いフード付のトレーナー姿の青年がいた。その青年の瞳は、激しく燃える炎のような赤色だった。
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