第一部
態度。2
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して俺にコレを持って行って欲しいって」
リノ「はあ!?」
……あの獣め、裏切ったな?!
レオンめェェェェェッッッ!!!
一体、何を考えてんだよォォォォ!!!
ていうか何でコイツがあたしたちのテントの中にいんだよ…!?
かなり可笑しいだろこの状況!!
エース「そういや…頭が痛いとの事も聞いたが、大丈夫か?」
リノ「あんたが来て思い切り吹き飛んだ」
エース「お、そうか。まあそれは良かった。
後、これはコックから預かった料理だ。食べれるか?」
リノ「………」
小さく切ってあるサンドイッチが乗せられたお皿を無言で取ると、
一瞬だけ躊躇った後にゆっくりと口の中にサンドイッチを運んだ
リノ「……」
美味しい
そんな言葉が脳裏に浮かんで来ると、少しだけ微笑むと
あたしの目の前にいるコイツも微笑んだ。
エース「美味しいか?」
リノ「うん」
エース「だろ?(笑)」
リノ「なんでお前がそんなに嬉しそうなんだよ…」
エース「え、いや…まあ…なんとなくだ」
リノ「…変なの…」
あたしが一口、一口ゆっくり食べてるとあたしの前で嬉しそうに微笑んでいた
………まさかとは思うけど、このサンドイッチ作ったのって…
リノ「……」
…エース、なの?
リノ「ごちそうさまでした。」
エース「体調はどうだ?」
リノ「そのサンドイッチ食べたら…まあ良くなった」
エース「そうか。それは良かった」
…コイツ、何でそんなに嬉しそうなの?
何か逆に気味悪いっていうか背筋がゾクゾクするというか…
……何というか…
リノ「まあいいや…あたし、寝るから」
エース「そうか。傍にいてやるぜ?」
リノ「いい。逆に鬱陶しくて眠れやしない」
エース「それは残念だな」
そんな事絶対に思ってないだろ、オイ←
ていうかレオン以外のオス(男)が傍にいると絶対に嫌な感じがして眠れないし
エース「何かあったら呼べよ」
一生呼ぶことはないだろう。うん←
テントの中から出て行ったことだけ分かると、
まだ眠たい眼を擦って、欠伸をついてから夢の中へと旅立った。
?「おっほ〜!!スッゲェェェェ!!!」
リノ「……?」
能天気すぎる数倍高い声に目が覚めると、
背中に感じる暖かい体温にこのまま二度寝しそうな勢いだったけど
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