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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第28箱 「何で伝わんねーかな…このカッコよさが…」
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を執行する!!」
「うん… 穏便にね… にしても… 確かにめだかちゃんの意見には賛成だね。 他人の成功を…努力の結晶を否定して…踏みにじるなんて許せないよ。」
劉一も珍しく… 少し…怒ってるようだ。
「うむ!!」
2人は気合十分と言ったようだ。
それをみた善吉も気合が入らない筈は無いようだ。
「(2人ともすげー熱気だわ。まっ)さっさとやっちまおう!」
と言っていた。
そして部活動の時間。
場所は陸上部が活動している運動場。
「陸上部所属 3年9組諫早先輩 有明先輩と同じで短距離を専門とするアスリートで 利き腕は左 同じスパイク履いてるのは見てのとーり!」
タオルで顔を拭きながら歩いていた先輩を見ながら…言っているのは不知火!
「お住まいは23地区で3年前から文車新聞を購読中… だってさ♪」
「あはは…さすがだね。」
「ってか いっつも思うんだが 不知火 お前 どっから、そういうの調べてくんの?」
善吉はそれ聞いちゃうみたいだ。
それは…タブーの一つ!……って訳でもないけれど。
「あひゃひゃ♪人吉が正義側のキャラでいたいのなら それは知らない方がいいね♪」
「『この世に知らぬことはない』らしいからね、そこは軽くスルーしようよ。」
「そゆこと〜♪」
そう、そう言うことだ。
不知火のそれは、不知火の胃袋と一緒。
見えない深さ。
まさにブラックホールっ!
………………………………………………………………
「貴様ら…随分と仲が良いようだな…」
“ゴゴゴゴゴゴゴゴ……”
めだかちゃんは、怒りボルテージ上昇中だった……。 苦笑
「ええええ!ちょっとまった! ただの友達だよ!ね?不知火! ねっ?」
不知火に同意を求めるのは劉一君。
だけど、不知火は……。
「ええ〜 ど〜かなぁ☆」
ニヤニヤとしていて、説得力のある説明をしてくれない。
それを聞いためだかちゃんは……。
【めだか・パンチ】発射体勢を作る……。
「えええっっ!僕何もしてないのにっ?? めだかちゃん!それに今駄目だよっ……。 先輩に、見つかっちゃうよ……!!」
劉一は、両腕で必死に×のポーズをとる!
「ふむ……ならば、これを終えてから、改めて聞くとするか……。」
とりあえず… 【今】は見逃してくれたみたいだ…。
後々酷い目にあいそうだけれど。
(不知火…勘弁してよ…)
(あひ
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