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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
猛威
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夜・・・


「ルーシィさーん!!」

「ミッシェルさーん!!」

俺とウェンディは2人名前を言うが、返事はなかった。

「マスターを探しているにしても、どこをどうと追っているのやら・・・。」

「夜だし姿が見えないよぉ〜!!」

「それは俺がいるから大丈夫だろ?」

ミントの言葉に俺はそう言う。
俺の持つ闇の滅竜魔法、そして闇竜の能力には、いかなる暗闇でも見える眼である。
俺1人だけでも探そうと思った。光の速度あるから。
でもウェンディ達とバラバラで探した方が、見つけやすい上、俺の魔力の消費も少なくなる。
ギルドから出た後、俺達はバラバラで探した。ウェンディ達とは途中であった。

「心当たりないのか、2人とも?」

「ないな・・・それに・・・」

「ルーシィさんの気配が掴めなくって・・・・・・」

そう、何故かルーシィさんの気配が掴めないのだ。ミッシェルさんも。

「(あの遺品のせいか・・・?)」

俺は心の中でそう思った。

「ん?」

「待ちなさーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!」

「ココ!!!」

ココは崖を走り、その後に一回転するかのように飛び、俺達を蹴ろうとした。

ばし!

「ふん!」

ぶん!

「わぁっ!!」

俺はその蹴ってきた足を握り、投げた。

「っ!!」

しかしココは崖に直立する様に着地した。

「9点、8点、10点!!!」

「点数付けてる場合か!!危ないだろ、ココ!!!!」

「ルーシィ・ハートフィリアを見失いました。彼女の居場所を教えないさい。
 それから、私猫嫌い何で、馴れ馴れしくしないで下さい。」

「っ!!!」

「うわぁ・・・。」

リリー・・・すっごくショックを受けてる・・・。結構仲が良かったのか・・・?
エドラスとアースランドでは本当に違うんだな・・・。

「って、ショック受けてる場合じゃないぞ!!ルーシィさん立ち探すぞ!!」

俺は移動しようとした。

「させません!!」

ココはまた蹴ってきた。

妖精の球(フェアリースフィア)。」

パァ!バン!

「痛〜い・・・!!!」

「そのままでおりな。急ごう!!」

「ええ。」

「うん。」

「わかった!」

「あ・・・ああ・・・。」

まだショックを受けてるか・・・リリー・・・。







































「解除魔法発動・・・」

「「「「「「ディスペル!!」」」」」」

ヒュン!

「わっ!?」

「っ!?」


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