第6章 無限時計編
猛威
[1/8]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
夜・・・
「ルーシィさーん!!」
「ミッシェルさーん!!」
俺とウェンディは2人名前を言うが、返事はなかった。
「マスターを探しているにしても、どこをどうと追っているのやら・・・。」
「夜だし姿が見えないよぉ〜!!」
「それは俺がいるから大丈夫だろ?」
ミントの言葉に俺はそう言う。
俺の持つ闇の滅竜魔法、そして闇竜の能力には、いかなる暗闇でも見える眼である。
俺1人だけでも探そうと思った。光の速度あるから。
でもウェンディ達とバラバラで探した方が、見つけやすい上、俺の魔力の消費も少なくなる。
ギルドから出た後、俺達はバラバラで探した。ウェンディ達とは途中であった。
「心当たりないのか、2人とも?」
「ないな・・・それに・・・」
「ルーシィさんの気配が掴めなくって・・・・・・」
そう、何故かルーシィさんの気配が掴めないのだ。ミッシェルさんも。
「(あの遺品のせいか・・・?)」
俺は心の中でそう思った。
「ん?」
「待ちなさーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!」
「ココ!!!」
ココは崖を走り、その後に一回転するかのように飛び、俺達を蹴ろうとした。
ばし!
「ふん!」
ぶん!
「わぁっ!!」
俺はその蹴ってきた足を握り、投げた。
「っ!!」
しかしココは崖に直立する様に着地した。
「9点、8点、10点!!!」
「点数付けてる場合か!!危ないだろ、ココ!!!!」
「ルーシィ・ハートフィリアを見失いました。彼女の居場所を教えないさい。
それから、私猫嫌い何で、馴れ馴れしくしないで下さい。」
「っ!!!」
「うわぁ・・・。」
リリー・・・すっごくショックを受けてる・・・。結構仲が良かったのか・・・?
エドラスとアースランドでは本当に違うんだな・・・。
「って、ショック受けてる場合じゃないぞ!!ルーシィさん立ち探すぞ!!」
俺は移動しようとした。
「させません!!」
ココはまた蹴ってきた。
「妖精の球。」
パァ!バン!
「痛〜い・・・!!!」
「そのままでおりな。急ごう!!」
「ええ。」
「うん。」
「わかった!」
「あ・・・ああ・・・。」
まだショックを受けてるか・・・リリー・・・。
「解除魔法発動・・・」
「「「「「「ディスペル!!」」」」」」
ヒュン!
「わっ!?」
「っ!?」
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ