第6章 無限時計編
猛威
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、その買い手が、全然みつからなくって・・・。」
「立派すぎるんだろ。」
「確かに・・・・・・こんな屋敷は始めてです。」
「所でコージ君。この前の歯車はどうした?」
ルーシィさんがあの歯車の事を俺に聞いてきた。
「レビィさんに頼んで、文字の解析をお願いしました。
今の所、あの遺品の言葉の謎を知る手掛りには、あの歯車も1つですから。」
「その歯車は、遺品が拒否するかのように飛ばされたのだな?」
「ええ。もしかしたら・・・例の言葉の通りになったら、
あの歯車が何かをしてくれるかもしれませんしね。」
「だといいな。」
俺達がそう話していると、ミッシェルさんが言ってきた。
「懐かしいなぁ。あの頃はお城みたいって思ってたけど・・・変わらないなあ〜。」
懐かしそうにこの屋敷を見てそう言っていた。
「ミッシェル、ここに来てたの?」
ルーシィさんがそう尋ねた。そしたら・・・・・・
「うううう・・・・・・!!!」
その場に座り込み、泣きだした。
「よく一緒に遊んだじゃないですか〜・・・!!!ふぇ、ううぅぅ〜!!」
「う、うん・・・そう・・・だったけ?」
ルーシィさん・・・あなたって人は・・・
「姉さん。」
ミッシェルさんはいつのまにか出してあったハンカチを噛みしめてルーシィさんに言った。
「私の為に、服を作ってくれたり・・・」
「そう、そう!・・・だったかも・・・。」
本当に憶えてないんですか・・・(汗)
「服をですか?」
「案外器用だったのね。」
「すごいじゃん!」
「可愛い話じゃないか。」
「ですね。」
ウェンディ、シャルル、ミント、エルザさん、俺は思った事を言った。
「色紙とか、草花で作った服だったけど・・・・・・。」
「うえええっ!!?」
ミッシェルさんの言葉に驚くルーシィさん。
「おいおい・・・」
「紙とか華で、どうやって服を作るんだよ?」
「そりゃあお前・・・」
うわぁ〜お?
「「おおっ!!!」」
「帰れぇ!!!」
何か変な想像した2人をルーシィさんは蹴った。
「何を想像したんですか、あの人達は・・・(汗)」
「何か予想がつきそうだよ・・・。」
「だよな・・・。」
あんまり考えない方がいいかもな。
「でも、かなり幼い頃の話なら、作っても不思議じゃないと思いますよ?」
「どうして?」
「前に仕事の時、仕事先で近くの子供達が大きな紙で鎧の絵を描いて、
それを服とまでは言いませんが、紐などをつけて、肩に置く様にしていましたから。」
「ああ〜!何か想像つく〜。」
俺の言葉
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