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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
猛威
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・・!」

ルーシィがある事に気がついた。

「どこかに、あの時計は本当にあるんだ・・・!それが聖戦に使われるって事・・・?」

ルーシィは、前に遺品が時計の針であった事に気がついた本を思い出し、そう言った。

「『混沌が訪れる』・・・って、その聖戦の事じゃないのか?」

ルーシィの隣にきたカナがそう言った。

「あ・・・ああ・・・。」

近くにいたナツには、何が何だかわかっていなかった。

「ナツー、大丈夫?話わかる?」

「う、うるせーよ・・・!!」

ハッピーの言葉にナツは顔が少し赤くなり、目線を横に向けた。

「ルール無用ってやつか。」

「俺向きじゃねーか!!!」

テーブルの上に座っていたグレイの言葉にナツはそう言った。

「あのねぇ、世の中ルールがあるからなんとかなってるってトコもあるでしょ?」

ハッピーがそう言ってきた。

「人の物盗ったら泥棒、とか?」

「出かける時は鍵をかけて、とか?」

ハッピーの言葉にかなとミッシェルがそう言う。

「どんな自由も、ある一定のルールの上で成立する。そうでなければ、ただの無謀だ。」

マカロフがそう言った。

「それ聖戦とやらで勝ち取るものかぁ?」

マカオは疑問に思い、言うのだった。

「また物騒な事になってきたなぁ・・・。」

「そもそも、人の物を強奪するってのは聖なる行為とは言えねえなぁ。」

ワカバとギルダーツがそう言う。

「手掛り・・・か・・・。」

「もしかすると・・・レギオン隊は他の部品を探してるのかも・・・。」

ミッシェルは不安そうにそう言った。

「奴等の目的を知れば、遺品の意味もおのずとわかる。」

「調べるしかねえなぁ。どうせ奴等の居場所も。
 てか、俺等を嗅ぎつけて寄ってくるかもよ。」

「それ乗った!」

グレイとナツは拳を合わせた。

「出発だ!!」

「でも、何から調べれば・・・?」

「私が占ってみるよ。多少は絞り込めると思うんだけどね。」

「聞いたか今の!!さっすが俺の娘ぇ!!!」

「あー、はい、はい。」

興奮しているギルダーツを止めるカナ。


























「はぁ・・・はぁ・・・!」

1人の老人が不気味な紫色の空間を走っていた。周りには蝋燭があった。

「・・・あぁ!!」

老人が振り向くと、そこにはルーシィの父の遺品である時計の針があり、
周りは青い空の色になっていた。脚元は水場の様であった。

「時は刻まれ・・・やがて混沌が訪れる・・・!」

そしてそれとどうじに、周りが濃く不気味な紫のオ
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