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IS インフィニット・ストラトス 〜さびしがり屋の少年〜
第一章 IS
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...届くかな?
3Pラインに立ち、シュートをする。
まぁ、僕の場合、ジャンプシュートではなく、ジャンピングシュートだし、友達が言うには、腰から放ってる感じがするらしい。
...まぁ、別にシュートフォームを直すつもりはないけど。
そして僕の放ったシュートは低めのアーチをたどり、ゴールに入った。
...アーチが低すぎる。
もっと高くしないと。
そしてまた放る。
今度はさっきよりちょっと高めのアーチをたどって入った...が、まだ低い。
もう一回放る。
今度は高めのアーチを描いたが、ちょっと短く、リングに当たる。
そのボールを拾い、もう一回、さっきよりも手首を意識して放る。
今度は、高いアーチを描いて、リングにも触れずに入る。
「...えっとさ、蒼空ちゃんってもしかしてかなりうまい?」
「...えっと、そこまではうまくないと思います」
...まぁ、全国区に行ってたり、インタビューをかなり受けたりしていたことは秘密だ。
そしてそのまままた数十本放って、満足したので、お礼をいい、バッシュを脱いでバッグの中にしまい、今度は一夏君のほうに向かった。
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