第一部
名前呼び
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ら勘違いするよね。
特にナミとかナミとかナミとか←
リノ「…別にさ、蛆虫でもいいと思うんだよね。
何であたしに名前で呼べって言うの?皆から呼んでもらってるのに」
エース「……皆がとか関係ねェーよ…。
お前に、呼んで貰えなきゃ…生きてる意味、ねェーだろ」
リノ「!?」
凄く哀しい瞳で、あたしを見つめる
…この瞳、何となく昔のあたしと…同じ目をしてる
あたしも小さい頃から海姫≠チて言われてたし、あたしもずっと七武海として海軍として素顔を隠し続けてたけど
正直言ってあたしも表は強情って言うか、自分の素顔を知られたくなくて意地張ってたみたいな感じだけど
…分かるような気がする。
力が無ければ誰よりも必要とされなくて、自分が本当に生きてるのかが疑っちゃう程に…。
あたしは本当にこの世界に来ても良かったの?って思う事、あったから分かる
リノ「……___」
エース「?」
リノ「……エース……」
エース「!!」
恥ずかしくて俯いたまま言うと捕まれていた腕が離されたかと思うと、
―――ギュっ
リノ「ちょっ…」
前から大きく抱きしめられて、ちょっぴり嬉しいような気もした
エース「…呼んでくれて、ありがとな」
……分かったから、お願いだから耳元で囁くだけは止めてよ…
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