第一部
名前呼び
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低!!」
ナミ「はいはいお褒めの言葉として預かっとくわ(笑)」
リノ「褒めてないっっっ!!!」
レオン『リノ、綺麗だったぞ?』
さっきまではチョッパーの隣にいたはずのレオンがあたしの足元に来ると
満足そうな笑みであたしを見上げる
リノ「お世辞とかいいし。」
レオン『アイツらの反応を見てお世辞と言えるのか?』
リノ「お前…さっきの続き、しようか?★」
レオン『俺は正直に話しているだけだぞ』
ナミ「てことでまあ?コレはコレで♪」
『バッ』という音が聞こえた後で、行き成り上半身が妙に涼しくなったかと思うと
リノ「何すんのォォォォッッッ!!!????」
ナミ「アラバスタに着くまではその格好でいて貰うわよ」
リノ「は!?」
目の前にいるナミが悪魔並の笑顔を浮かべたかと思うとあたしの黒いコートを持ったまま
いつの間にか来ていたビビの横に並ぶ
だから人は…嫌いなんだよ…!!
リノ「この悪魔めェェエェ!!!!」
*その夜*
皆が寝静まった頃、未だに眠れないあたしは船の手すりに持たれて夜の海を眺めていた
リノ「うぅ…(涙)」
ナミが何処かに隠した黒いコートさえあれば、あたしは普通に寝られるのに
黒いコートが恋しいよぉ…(涙)
リノ「コ〜ト〜…お願いだから戻って来てよ…」
傍から見たら可笑しな人だと思われても良い程に、
ほとんど狼狽えながら言った時…
「…何、してんだ?」
そんな声が背後から聞こえたかと思うとテロンガハットの帽子を片手で抑えた、
不思議そうな声音で蛆虫(エース)が近付いて来た
リノ「ああ…アンタか」
エース「あのさぁ…俺ァ…エースってんだけど」
リノ「男は全員蛆虫」
エース「……そうかよ」
あ、納得してくれたんだ、良かった良かった
――――グイっ
え?
気付けば、あたしの露出しまくった左腕が捕まれていた
そしてかなりの近距離であたし達は見つめ合っていた(?)
エース「名前で呼べよ」
……命令形で言うなよ←
しかも電撃の盾、何処行った←←
リノ「…蛆虫」
エース「エースだ」
一音一音をかなり強調しながら、顔を近づけて来る
そしてあたしも少しずつ頭が後ろに下がって行く
エース「言えよ」
……この状況さ、絶対に誰かが見た
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