第6話 何時になっても思い出は良いもんだ
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二人がガッチリと手を握り合って誓い合う。しかし、その考え事態がそもそも間違いであると言う事に気付くのは何時になる事か。
「二人共、話聞いてた?」
「うん、バッチリ聞いてたよ! 酷いお父さんだよね。なのはのお父さんって」
「??? そうかなぁ。お父さん確かに金銭感覚は駄目駄目だけど」
何故か怒り心頭なフェイトに疑問を感じるなのはなのであった。
(ま、良いか。それより、此処が500年後の未来だなんて驚いたなぁ)
ふと、なのはは窓辺から見た世界を思い出す。どれも見慣れない風景や建物、人達だった。
だが、不思議な事にそのどれにも何故か見覚えがあった。妙に懐かしく感じられた。
何故だろうか。初めて見る筈なのに初めてじゃない気がする。
まるで、凄く小さい頃に見ていた様な気がするのだが、今一分からない。
(ま、良いか。それよりお父さん達何処行ったんだろう? まさか、例の懸賞金を使って遊び歩いてるんじゃ……困ったなぁ、今月の家賃の支払いどうしよう)
相変わらずフリーダムな発想を持っているようで一先ず安心なのであったりした。
つづく
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