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後日談
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たぜ」

「そういうことだったの。でも、おかしいじゃない?ゲツガ、あの時カーソルもないし判断が出来なかったじゃない」

「あ〜あ、それはあれは今は理由は分かってる」

「理由?」

 全員首を傾げる。ゲツガは荷物を下ろしてエプロンに着替えながら言った。

「あん時、ウィルスの侵食があったみたいでカーソルが消えていたらしい」

「おいおい、さらっとすごいこといってるじゃん」

 リクヤは苦笑しながら言う。
 
「しかし、ユカ姉とリク兄が会ってるなんてびっくりしたよ〜。何で教えてくれなかったの?」

「いやー、あん時はカーソルとかウィンドウの機能が使えないとこがあったから別世界かと思ってさ〜」

「まあ、いいじゃん。とにかくまた会えたんだし」

「そうね、久しぶりに会ったんだから今日は話しましょ」

 ちょうど、店のドアがまた開いた。
 
「いらっしゃい、ってカズたちか」

「おいおい、優。一応俺らは客なんだからしっかりとおもてなししろよ」

「はいはい」

「お、リクヤもユカももう来てたのか」

「おー、和人。って、その前に何で、ゲツガのこと知ってんなら俺らに紹介しなかったんだよ」

「あ、そういえば、紹介しようと思ったけど、忙しくて忘れてたな」

 キリトは頭をかきながら店に入ってくる。その後にアスナがユキとユカを見つけると手を振ってそのほうに行く。その後に、三人入ってくる。

「ゲツガ?何でここに?」

「ん、ゲツガ?あ、ホントだ」

「ゲツガ……」

 上からフブキ、メルム、ミナトが不思議そうにこちらを見ていた。

「よう、久しぶりだな。三人とも」

「お前、何でここに?確か、平行世界とかいう奴から来たんじゃなかったのか?」

「そういえばそうだったはずね」

「もしかしてそういう設定でいろいろ回ってたとかじゃないの?」

 フブキが言うと、メルムは確かにと相槌をうち、ミナトは鋭いことを言う。

「ミナトが大体正解。こっちはいろいろと知らなかった点が多かったから並行世界を移動してたって勘違いしてたんだ。それとカズの紹介がなかったからとかもあるけど」

「そうだったの?ゲツガが電波とかそういう感じのほうが面白かったのにな〜」

「おい、メルム。勝手に俺を電波扱いするな」

「だって、平行世界から来たなんていきなり聞いたら電波しか思わないじゃん」

「ゲツガが電波だから仕方ない」

 確かにそうだが、そこまで弄ろうとするか?つうか、ミナトは俺を電波扱いしてるし。そう思いながら全員分の飲み物をエギルとともに用意する。

「おい、ゲツガ。お前はあっち行ってていいぞ。どうせ、まだそこまでお互いの中を知らないんだし、この気に仲良
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