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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第3章 赤い桜編
第34話 草の滅竜魔道士
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ロ「それじゃあ、そろそろ私たちも勝負致しましょう。できれば、植物に攻撃しないでいただきたいのですが、よろしいでしょうか?」

自分より植物のほうが大切なのか?

ショ「トリックルーム!!」

空間がゆがんで見える。これがショールの魔法・・・すごいな。

ロ「わぁ・・・目が回る・・・」

グリ「ぐるぐる〜。」

ローズとグリースが目を回している間に、

エ「換装!黒羽の鎧ッ!ハァァァァァァァァ!!」

ロ「草竜の・・・砕牙ッ!」

ガキィィィンッ!!

エ「お前は滅竜魔道士(ドラゴンスレイヤー)なのか?」

ロ「はい。第1世代の者です。草竜、リーフレインに教わった魔法です。7年前に消えてしまいましたが・・・」

ローズが小さく呟く。

ロ「グリースは私が8歳のころに、卵から生まれたんです。」

グリ「私はローズの相棒よ。」

ローズとグリースは性格が真逆のようだが、ものすごく息がぴったりだ。

ショ「ナツやウェンディと一緒か。どうするんだ、エルザ?」

エ「誰であろうと仲間を傷つけたギルドの1人だ。倒すまでだ。」

ショ「そうゆうと思ったよ。」

ロ「今度はこちらから参ります。草竜の・・・翼撃ッ!!」

なんとゆう力だ・・・

ショ「エルザが押されてる・・・」

グリ「すごいよローズ!そのまま倒しちゃえっ!!」

ロ「続いて、草竜の・・・咆哮ッ!!」

速い!!これまでか・・・

ショ「ミクロ!!」

ドゴォーーーーーン!!

・・・ん?どう、なったのだ?

グリ「あ、あれ?」

ロ「お、おかしいですね?咆哮は当たったはずなんですが・・・」

ローズもグリースもどうなったのかわからないようだ。もしかして・・・

エ「ショール、お前がやったのか?」

ショ「ミクロ(小さい)は、相手の攻撃の威力を1回だけ最大減にできるんだ。」

そうか・・・さすがだな。

ショ「でも、ミクロを使ったら、使った者の、魔力を・・・けず・・・る・・・」

エ「ショール!?」

ショールはその場に倒れて、気を失ってしまった。

ロ「自分を犠牲にして、味方を守る・・・愛ですね。」

グリ「愛だねぇ〜。」

ん?今のセリフ、シェリーとシェリアみたいになっていたような・・・?そんな事より、

エ「換装!天輪の鎧ッ!!天輪・繚乱の鎧ッ!!(てんりん・ブルーメンブラット)」

ロ「ひゃあっ!!」

悲鳴を上げながらも私の攻撃をかわし続ける。ローズ・・・なかなかやるな。

ロ「あっ!あやめがっ!!」

グリ「あわわわわわぁ〜〜〜!!」

エ「!?」

鮮やかな紫色をした1輪の花に剣が当たりそうになった・・・が、


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