七話
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増す
女王に馬鹿にされ、情けをかけられ、そして今も周りの連中に甘く見られている
その事実がミンスの感情を刺激し、思考を怒りで埋め尽くす
「どいつも、こいつも???」
自身が持てる全力を持ってレイフォンに近づき、ミンスは叫びながら剣をふるう
「???なめるなぁぁぁぁぁっ!!」
無防備なその顔に向け自分の剣が迫るのを見て、勝ちを確信し???ミンスの意識はそこで途絶えた
「やはり、器用なものですね」
背後からミンスを殴り倒したレイフォンを見、ミンスの前方にいるレイフォンにサヴァリスは話しかける
「いえ、まだ甘いですよ。あまり離れていると出来ませんし、出すまでに時間がかかります」
ミンスの前方にいるレイフォンが答えながら、後方にいた二人目のレイフォンの姿が消えていく
ルッケンス秘奥・千人衝
それが今ミンスを倒した技である
ちなみにレイフォンは周囲に念威端子がないかを確認してから使ったが、デルボネの端子はその光景を見ている
「その人は大丈夫ですか?」
「ああ、問題ないよ。これで用は終わったから帰ってくれて構わない」
「わかりました。では、僕は帰りますので」
「ああ、さようなら」
レイフォンが去るのを見届け、サヴァリスは倒れたままのミンスを右手で引きずって帰って行った
何も変哲のない、けれど少しだけ違う毎日
そんな日が続いてく。だれもがそう思っていた
だが、そんな日々は終わりを告げ、小さな変化が生じる
「お前さんに出てもらうのは、今日を最後にしてもらおう」
「????えっ?」
ある日の夜。ここから、未来への道は大きく変わり始める
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