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もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
龍を召喚せしめたる男の御話・V
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!!!」

「え・・・えええええええええええええええええええええええええええええええええ!?!?」



もう50歳をとっくに過ぎたその身に宿した研究者魂を大爆発させたハッスルお母さんであった。




 〜無限力の中〜

「・・・パパ。ママとの離婚の原因って・・・」
「何も言わないでくれないか。ついていけなかったのかなんて聞かないでくれ。それを聞かれると色々と気まずい」
「しかしこれ以上なく生き生きしてますね。さり気にフェイトとコミュニケーションを取れる場所に置いた辺り、趣味と目的を両立させる気のようです」
「病気の方はどうなんだい?」
「多分無意識にですが・・・私たちが貸した無限力を生命力に変換して猛烈なパワーで病魔を押さえつけています。放っておけば健常体に戻るのでは?」
「まったくゲンキンなんだから、お母さんったら・・・でもまぁ、これでいいか」
「そうだね。これでよかったんだよ」


『・・・あ、そうだ。この無限力を応用すれば死人は無理でも魔法生命体のリニス位なら引き寄せられるかも!魔法生命体の魂の半分は人造魂魄だからその辺の波長をちょちょいと変更して・・・”向こう”に自我を保って存在したんだからイケルイケル!』

「・・・え?ちょ、何それ怖い―――」

「あ、リニス居なくなっちゃった」
「これは・・・成功させたかな?」


『ちょ、ちょっとプレシア!これはどういう事ですか!?』
『いやーノリでやっちゃった♪あはははは!』
『何所の世界に無限力の一部になった存在を再び現世に定着させる人がいますか!!』
『リ・・・リニス?』
『あ、フェイト、そのあのこれはですね・・・』
『リニスゥーーーーーー!!!』


「・・・ある意味絶対運命捻じ曲げたね」
「アカシックレコードに残る珍事だよ、流石は元僕の妻」


次元世界は今日も平和です。たぶん、これでいい。



┌―――――――┘\
│To Be Continued? >
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