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もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
龍を召喚せしめたる男の御話・V
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に次元力(オリジン・ロー)を時空から取り出す動力機関か。その次元力ってので平行世界を行き来してるってことかねぇ?良く分からんな。・・・で、内部に生命反応1か」

・・・何か住んでるじゃねーか!!誰だよお前!!
いや、待て!待てよ俺・・・こいつはあれじゃないのか?うろ覚えだけどプレセア・コンバティールとかいうリリなの無印編ラスボスがこんな感じの建物に住んでなかったか?(※名前を盛大に覚え間違えてます)
そうそう、たしかここで娘のアリシア・コンバティールを生き返らせるためになんかしてたんだった。(※名前は合ってます)

と、い、う、こ、と、は・・・

「このまま原作が進めば・・・応龍皇の存在が露見するじゃねえか!!」

お、お、お、落ち着けれれれ冷静になれ。引っかかってるんなら取ってしまえば何の問題もないはず!レッツ取り外し!


・・・あれ?どうやって?

雷ずばーんとかやったら真っ黒焦げであの建造物丸ごと吹き飛ばしちゃうし念動フィールドだと盛大に弾き飛ばして粉々にしちゃうし、力尽くでも結果は同じ。竜巻でとろうにも結構がっちり挟まっちゃってるせいで難しそうだ。そしてどれを選んでも中の人は死ぬような気がする。念動力使え?無茶言わないでくださいどう見ても無理な質量です。
流石にラスボスが死んじゃってるってのはまずいっしょ。この後の物語に影響でそうだし、主にポンコツ願望機集めてるレオタード幼女と犬っころが可哀想なことになる、ような気がする。(幼女はともかく犬っころはむしろ喜びます)

こうなったらアレかなぁ。符術が形になり次第あちらさんにお邪魔して「外すの手伝いたいんだけど」って持ちかけてみよう。二人で頑張ればなんくるないさ!多分!きっと。おそらく・・・
最悪決着をつける場所を変えるよう説得しよう。
上手くいけばいいなぁ・・・



〜その頃時の庭園内部、特設研究室〜

「素晴らしい・・・これは、次元航行エネルギーと符合する部分もあるけど、本質的には全く別・・・これはあらゆるエネルギーの法則に当てはまらないにも関わらずあらゆるエネルギーの性質を同時に内包している・・・!!」

プレシアは”解析不能のエネルギー”のデータを食い入るように見つめていた。
ブツブツとつぶやくその姿には病的な物まで感じられる。

「ふふふ・・・最近は何だか調子がいいわぁ・・・」

ちなみに彼女は昨日から一睡もしていない。眼の舌には隈が出来、体も時々不規則に揺れているその様は控えめに見ても体調がいいとは思えない。だが、それでも彼女は今までより体の調子が良かった。一日に何十回と起こる発作も全く起きないし心臓を締め付けられるような苦しみもない。彼女からしたら十二分に絶好調の部類に入るコンディションである。

「ああ、これをもっと
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