暁 〜小説投稿サイト〜
もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
龍を召喚せしめたる男の御話・V
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やあ、全国の皆さんコンニチワ!光龍だYO!
・・・はい、真面目にやります。
えー前回で説明した例のアレ・・・”念動力”が敵を呼び寄せるって話なんだけど、オレちょっと気付いた。そもそも念で敵を呼び寄せるという性質を増大させているのは真・五行器なわけだから五行器自体を通さずに力を使えばこれを改善できるんじゃないか。
つまりは念動力の力をあまり使わなけりゃトラブル吸引機能は多少なりとも抑えられるんじゃないかと!
というわけで念無しで使えそうなもの検索中・・・
ジャマダイの魔術・・・占い特化だなぁ。却下で。
薩摩示現流・・・人外じゃん。その理念だけは買うけど却下。
KARATE・・・うん、俺の知ってる空手とは似て非なる物みたいだ。却下。
A.T.フィールド・・・エネルギーはどうにかなりそうだが原理が分からん。ラムダ・ドライバみたいなもん?
バルマー式強念術・・・思いっきり念動力使ってますやん。却下。
仙術・・・肉体捨てなきゃなんないの?・・・・・・え?捨てんでも使えるのがある?じゃ、それで。
という訳で現在仙術の修行中。取り敢えず便利そうな符術っていうのを試してます。
データベースに何故か水滸伝の「公孫勝」が使ってたらしい符術が載ってた。・・・あの坊主こんな術使ってたっけ?と疑問に思いながらも札を操る。
↑、←、↓、→、A!・・・ああっ札が自爆した!?なんでや!エネコン関係ないやろ!
「ふぬっ・・・これっ・・・意外と・・・むずい・・・ああ、また爆発した!?」
幸い室内はいつでも修復可能だし札は無限に生産できる。とは言っても札一枚のコントロールでこれでは先が思いやられる。そもそもこの力は生命エネルギー・・・つまり気のようなもので操っているらしい。俺はそういうのに造詣が深い訳ではないので当然のごとく難航している。
・・・そうだ。取り敢えず念で補助しながら札を動かしてみて、その時の感覚を糧に出来んだろうか?
思い立ったが吉日とさっそくテレキネシスを使ってみる。
「サイコパゥワー全開!てーゐ!!」
おお、見事イメージ通りに飛んでる!ねんのちからってすげー!試しに札を増やしてみるが20枚くらいなら楽勝で操れるみたいだ。・・・俺の脳味噌どんな処理してんだろ?処理落ちとか起きてないし大丈夫だよな?
練習中・・・・・・
「あ。」
練習に夢中になってすっかり忘れていたが、昨日応龍皇の角に引っかかったのがなんなのか調べ忘れてた。ちょっと応龍コンピューターで調べてみよう。・・・ひょっとしたら真のチートはこのコンピューターの方なんじゃないかと最近疑っている。
「ええっと、人工物。全長約3キロで・・・遺跡か何かを改造したものと思われる、ねぇ?動力は・・・極々限定的
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