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ハイスクールD×D混沌竜のドラゴンスレイヤー来る!!
第6話 イッセーの覚醒、そして新しい仲間
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イナーレ、あなたの敗因はイッセーの神器(セイクリッド・ギア)を見誤ったことね、これは『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』よ」

「ブーステッド・ギア・・・神滅具(ロンギヌス)がこんな者に・・・!?」

「言い伝え通りなら人間界の時間で10秒ごとに持ち主の力を倍にしていくのが赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)の能力、極めれば神すらも屠れる神器(セイクリッド・ギア)よ」

 なんだそれ!とんでもないものだったのか神器(これ)

「どんな協力でも倍加していくのを待ってくれる相手なんていないわ。今回は相手が油断していたからこそ勝てたようなものよ、イッセー」

「!はい」

 部長に釘を刺された。
 部長が近づいてきて頬をなでくれた。

「でもおもしろいわ。さすがは私の下僕くん、もっともっと可愛がってあげるから」

 そう言うと部長は目を鋭くしてレイナーレに近づく。

「さて、消えてもらうわ」

 冷たい口調だ。殺意がこもっている。

「イッセー君!私をたすけて!」

 レイナーレが夕麻ちゃんの声で俺に助けを求めてくる。

「私はあなたのこ「ふざけんじゃねーーー!!!」」

ドゴッ!

 今まで黙っていたジオが大声で怒鳴り、レイナーレを殴り飛ばした。

「イッセーの心を玩んだおまえが愛を語るんじゃねえよ!!」

「そうね、私の下僕に言い寄るな。消し飛べ」

ドンッ!

 部長の手から魔力が発しレイナーレを消し飛ばす。

「グッバイ。俺の恋」

あとに残ったのはなんとも言えない気持ちと無数の黒い羽だった。




 俺達はアーシアを治療してくれている朱乃さんもとに集まった。
 治療は終わったようでアーシアの怪我消えていた。
 だが、朱乃さんの表情は暗かった。
 よく見るとアーシアの呼吸も弱弱しい。

「なんで、傷は治ったんじゃないんですか!?」

「ええ、傷は治りました。ですが、それまでに血が流れ過ぎた所為ですわ。さすが私でもこればかりは・・・」

「そっそんな・・・・」

 朱乃さん言葉におれはショックをうけた。
 ここまできてそれはないだろう〜〜〜
 悲しむ俺に、ジオが声をかけてきた。

「イッセー、まだ手はあるぞ。そうでしょう、部長」

「ええ、イッセー、これ、なんだと思う?」

 部長の手の中には紅い、部長の髪と同じ色のチェスの駒があった。

「それは?」

「これは僧侶(ビショップ)の駒よ、爵位持ちの悪魔は複数の駒を持っているの。これはその一つよ」

 そう言うと部長はアーシアの胸に紅い僧侶(ビショップ)の駒をおいた。

僧侶(ビショップ)の力は眷属のフォローをする事、この子の回復能力は僧侶(ビショッ
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