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ハイスクールD×D混沌竜のドラゴンスレイヤー来る!!
第6話 イッセーの覚醒、そして新しい仲間
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「部長。持ってきました」
ズルズル引きずる音させ、気絶したレイナーレを引きずって子猫ちゃんが来た。
「ありがとう、子猫。さて、朱乃」
「はい」
朱乃さんが手を上へかざす。すると、宙に水らしきものが生まれてくる。
宙に生まれた水の塊を朱乃さんは倒れているレイナーレへ被せた。
バシャッ!
水音のあと、「ゴホッゴホッ!」とレイナーレが咳き込む。
「朱乃、もうここはいいわ、彼女をお願い」
「わかりました」
朱乃さんはアーシアのところにいく。
それを見送り、視線を再びレイナーレにむける。
気がついたのか、ゆっくり目を開けたレイナーレ。それを部長が見下ろす。
「ごきげんよう、堕天使レイナーレ」
「・・・・・グレモリー一族の娘か・・・・」
「はじめまして、私はリアス・グレモリー。グレモリー家次期当主よ。短い間でしょうけど、お見知りおきを」
「・・・・・してやったりと思っているでしょうけど、残念ね。私に協力してくれている堕天使がいるわ。私が危うくなったら彼らは助けに―――」
「彼らは助けに来ないわ。堕天使カラワーナ、堕天使ミッテルト彼女らは私が消し飛ばしたから」
「!それでも、まだドーナシークがいる、彼が助けに来るわ」
強気の態度を崩さないレイナーレ。そこへジオが前に出てきた。
ジオを見てレイナーレは体を震えさせた。
「おう、さっきぶりだな。残念だけどな、おまえが期待しているそいつは俺が倒したぜ」
「嘘よ!」
レイナーレは上半身を起こし、部長とジオの言葉を強く否定した。
部長は懐から二枚の黒い羽を取り出し、レイナーレに見せた。
「これは彼女らの羽よ。同族のあなたなら見たらわかるわね?そしてジオの言うことも事実よ、私が彼が堕天使を消し飛ばしたところを見たわ」
羽と部長の言葉を聞き、レイナーレは愕然とした。
「以前、イッセーが堕天使に襲われてから、堕天使が複数この町で何かの計画を立てているのは察していたわ。けれど、それが堕天使全体の計画だと思って、私は無視したわ。でも、何やら突然こそこそと動き出したと耳にしたから、私は朱乃を連れて少しお話をしに行ったの。そしたらすんなりとあなたの独断専行だと吐いてくれたわ」
「部長は滅亡の力を有した公爵家のご令嬢、若手悪魔の中でも天才と呼ばれる実力の持ち主なんだよ」
と、主を褒め称えるように木場が言う。
「別名『
紅髪
(
べにがみ
)
の
滅殺姫
(
ルイン・プリンセス
)
』と呼ばれるほどの方なのですよ?」
うふふと笑う朱乃さん。
部長が俺の左腕の籠手に視線を向けた。
「・・・・赤い龍。この間までこんな紋章なかったのに・・・・。そう、そういうこと。堕天使レ
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