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ハイスクールD×D混沌竜のドラゴンスレイヤー来る!!
第6話 イッセーの覚醒、そして新しい仲間
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俺に?なら。
俺は堕天使に突っこんだ。
それに対抗してレイナーレはもっていた光の槍を投げてきた。
ブゥン。
俺はそれを横殴りに拳でなぎ払った。光の槍はなんなく消し飛んだ。
それを見て、レイナーレは表情はさらに青ざめる。
「い、いや!」
バッ!
黒い翼を羽ばたかせ、レイナーレはいまにも飛び立とうとしていた。
逃げる気か。少しでも勝てないとわかると撤退ですか?
だが、逃がさない。逃がすわけがないだろう!
タッ!
俺は飛び立とうとしたレイナーレに駆け出した。信じられない速度が出て、その手を掴んだ。
「逃がすか!」
「は、はなしなさい、私は至高の堕天使に!」
「吹っ飛べ!クソ天使ッ!」
「おのれぇぇぇぇぇぇ!下級悪魔がぁぁぁぁ!」
「うおりゃぁぁぁぁぁぁぁっ!」
左腕の籠手が一気に力を解放した。
俺は左腕に全部の力を集結させ、拳に乗せ憎むべき相手の顔面に打ち込んだ。
ゴッ!!
俺はそのままの勢いで拳を振りぬき、吹き飛ばした。
堕天使は後方の壁に叩きつけられそのまま壁を破壊し、外に吹き飛んだ。
壁が壊れたせいで埃がまっていたがしだいにおさまり、レイナーレが地面に転がっている姿が見えた。
「へへっ、ざまーみろ」
堕天使を殴り飛ばし、完全に力を使いきったせいでその場に倒れそうになった。
とん。
俺の肩を抱く何か。見れば木場だった。
「お疲れ。堕天使を倒しちゃうなんてね」
「おせぇよ、色男」
「ふふふ、邪魔をするなって部長に言われていたんだ」
部長!?リアス部長が来ているのか!
「その通りよ。あなたなら、堕天使レイナーレを倒せると信じていたもの」
声がするほうを振り向けば、紅の髪を揺らしながら笑顔で歩いてくるリアス部長と体があちこち焦げているジオと笑顔の朱乃さんと子猫ちゃんが来た。
ジオ、なんで焦げているんだ・・・・?
俺の様子に気付いたのか、木場が説明してくる。
「じつはジオ君は部長の命令を無視してイッセー君を助けに行こうとしたんだ。僕や子猫ちゃんも止めたんだけど、全然止まらなくてね、朱乃先輩が止めてくれたんだ。・・・・・多少過激な方法だったけど」
それでか、朱乃さんが笑顔なのか。
理由を知り、ジオに同情した。
そんなこと思っているうちにリアス部長が俺の前に来る。
「それで無事に勝ったようね。フフフ、えらいわ。さすが私の下僕くん」
鼻先をつんと小突かれる。
俺は少し頬を赤くしたが、すぐにリアス部長に懇願した。
「部長!アーシアを助けてください。お願いします!」
「ええ、分かったわイッセー、でもその前に」
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