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ハイスクールD×D混沌竜のドラゴンスレイヤー来る!!
第6話 イッセーの覚醒、そして新しい仲間
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も動かない。
そんな俺を見てレイナーレは嘲笑をうかべた。
「ふふふ、ここまでのようね。私の光は派手さはないけど悪魔に対して殺傷能力が高いわ。光力の濃度が濃いのよ。ひとつでも傷を負えば中級悪魔でもそう簡単には直らない。下級悪魔のあなたじゃ、ここまでが限界。光のダメージを甘くみちゃだめよ。特に私の光はね」
立ち上がってくれ、俺の体。アーシアを守るんだ。
俺は立ち上がろうとするが、体は逆に動こうとしなかった。
そうしているうちにレイナーレは新しい光の槍を作りだしていた。
「それじゃ、今度こそこれで終わりね」
そう言うと槍を投げる体制になった。
ここで終わりのか俺は?アーシアを守れずここで死ぬのか?
俺はアーシアのほうへ視線が動いた。
腹部から血を流し今も苦しんでいる。
・・・・・そうだよな、まだ終われない!
―――想いなさい。
神器
(
セイクリッド・ギア
)
は想いの力で動き出すの。そして、その力も決定するわ。
リアス部長の言葉が脳裏を過ぎる。
想いは力になる。なら俺は――――
「俺はアーシアを守るんだああああぁぁぁぁ!!!」
ぐあっ。
「―――ッ!う、嘘よ!立ち上がれる体じゃないのよ!?光のダメージで・・・・立ち上がれるわけがない!か、下級悪魔ごときが動けるはずがない!全身を内側から光が焦がしているのよ!?光を緩和する魔力をもたない下級悪魔が耐えられるわけがないわ!」
レイナーレは俺が立ち上がったことに動揺している。
「なあ、俺の
神器
(
セイクリッド・ギア
)
さん。目の前のこいつを殴り飛ばすだけの力があるんだろう?トドメとしゃれこもうぜ」
『
Explosion
(
エクスプロージョン
)
!!』
その機械的な声はそのときだけ、とても力強かった。
宝玉が一層光輝き、ダメージを和らげてくれる。
力が溢れてくる。籠手から伝わるこの力強さはハンパじゃない。
これならいける!
俺は拳を打ち出す体制作った。
「なあ、神様。いや、俺は悪魔だから魔王様か。今だけでもいいからこいつを、クソ堕天使を殴りたいんで邪魔が入らないようにしてください」
俺は堕天使に歩を進める。
「・・・・・・・ありえない。何よ、これ。どうして、こんなことが・・・・・。その
神器
(
セイクリッド・ギア
)
は持ち主の力を倍にする
『龍の手』
(
トウワイス・クリテイカル
)
でしょ?・・・・・・・なんで。あ、ありえないわ。どうして、あなたの力が私を超えているの・・・・?
この肌に伝わる魔力の波・・・・・魔の波動は中級・・・・・いえ、上級クラスの悪魔とおなじ・・・・」
俺が上級悪魔とおなじ?この
神器
(
セイクリッド・ギア
)
が原因か?
リアス部長とおなじ上級悪魔の力が
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