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ハイスクールD×D混沌竜のドラゴンスレイヤー来る!!
第6話 イッセーの覚醒、そして新しい仲間
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たんですから―――」

「アーシア!もう喋るな、今すぐ部長達の所に連れて行ってやる。部長や朱乃さんなら必ず何とかしてくれる!必ず助けてやる!!」

Dragon(ドラゴン) booster(ブースター)!!』
 俺の叫びに応えるように、左腕の神器(セイクリッド・ギア)が動き、手の甲の宝玉が眩い輝きを放ち、籠手に何かの紋様らしきものが浮かんだ。
 俺は立ち上がり肩に突き刺さっている光の槍を掴んだ。

ジュゥゥゥゥゥ。

「ぐぅぅぅぅぅあああああ!」

 肉が焼ける音だ。熱い。超熱ぃぃぃぃぃ!光だからか!槍を掴む俺の手のひらを容赦なく焦がしていく。
 手から煙が上がっていた。肩の傷からも。俺の手と肩を激しく焦がす。
Boost(ブースト)!!』
 宝玉から再び音声がなり、甲の宝玉に浮かぶ文字がTからUへ変わる。

ドクンッ!

俺のなかで二度目の変化が起きた。力が増してくる。

「ぬがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 俺は声にならない声を上げて、光の槍をいっそう強く握り締めて肩から少しずつ引き抜いていく。
 痛みで意識を失いそうだ。歯を食いしばっていないと死んでしまいそうだ。
 だが、それがどうした。それがどうしたってんだ!

「こんなもの!アーシアが受けた苦しみや痛みに比べればなんだってんだよ!!」

ずぼっ。

 力任せで勢いで肩から一気に引き抜いた。
 引き抜いた槍は手から落としたとき、音も立てず床にも触れず宙に消えた。

どばっ。

 塞いだものがなくなったせいか、肩に空いた穴から鮮血が溢れ出た。
 槍を抜いたところで痛みが消えるはずもない。俺は痛みに耐えながら目の前にいる夕麻、堕天使を睨みつけた。
 レイナーレは俯いていた。そして何かブツブツ呟いている。その様は不気味だったが、急に顔上げた。その顔は怒りに満ちていた。

「よくもここまで私の計画を乱してくれたわね。上に隠しておこなったのにこんな事になるなんて、こうなればその子(アーシア)から直接神器(セイクリッド・ギア)取りだしてやるわ!」

「そんなことやらせるか!アーシアを守って俺がおまえを倒す。レイナーレェェェェッッ!!」

「腐ったクソガキが私の名前を気安く呼ぶんじゃないわよ!」

Boost(ブースト)!!』
 また左腕の籠手から音声が発する。
 体中に痛みと疲労がきて少しでも気を抜けば倒れると俺は感じた。
 レイナーレは光の槍を投げてきた。
 俺は体の限界を無視して動き、投げられた槍を避けた。そしてそのまま殴りかかろうとした。
 だが、俺の体はその動作だけで限界がきた。体から力が抜け、俺は倒れた。
 くそ、うごけ。うごいてくれ〜!
 俺は必死に体を動かそうとするがピクリと
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