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黒子のバスケ 無名の守護神
第五話 一人目
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イン会をされると困るからです。」
「俺はやるなんて一言もいってないっす。」
「黄瀬くんは自分の後ろにいるファンの列を見てください。」
しかし黄瀬くんは「いつものこと。」と軽く流した。
それでも僕は黄瀬くんを座らせサイン会を行った。
時間は数分で終ったのだが後片付けが大変だったのですよ。
「こんにちわ〜。」
「あっ。水野くん。」
げっ。
監督がいるんじゃん。
嫌だな。
「お久しぶりです。」
「ひさしぶり。」
「「「黄瀬涼太。」」」
火神が威嚇してるように見えるのですけど。
「水野くん。どう言うことか説明してくれる。」
「え〜と。簡単に言うと偵察ですよ。そしてクロちゃんがいたから見に来たと言うことでしょう。」
「補足するっすね。黒子っちとは一番仲良かったしね。」
あ〜あ。
黄瀬くん。
クロちゃんは期待通りの回答はくれないよ。
「フツー、でしたけど。」
「ヒドッ!!!」
あっ。
あの雑誌。
懐かしい。
俺も特集されたやつだよ。
「中二から。」
そうだよ。
黄瀬くんは途中入部だもん。
「いやあの・・・。大ゲサなんスよ。その記事。ホント。」
妥当な記事だと思うけど。
「キセキの世代なんて呼ばれるのは嬉しいけど、つまりそのなかで俺は一番下っぱってだけスわ〜。」
一番下出はないだろうよ。
僕がいるんだから。
「だから黒子っちと俺はよくイビられたよな〜。」
だから期待通りの回答は来ないんだって。
「僕は別になかったです。」
「あれ!?オレだけ!?」
あれ?
なか不吉な感じがただよっているんですけど。
バチィ!
やっぱり。
「っと!?」
反応はすごいっすね。
「せっかくの再会中ワリーな。けどせっかく来てアイサツだけもねーだろ。ちょっと相手してくれよイケメン君。」
それなら
「黄瀬くん。僕もお願いするよ。」
「え〜。そんな急に言われても・・。」
悩んでるよね。
でも僕と隠れて見ていたシュートを覚えていれば
「よし、やろっか!いいもん見せてくれたお礼。」
のってきた〜。
「マズいかもしれません。」
「クロちゃん。シーだよ。」
ボールのドリブル音って結構響くよね〜。
バッシュの音も。
黄瀬くん。
結局火神のコピーか。
でも火神もよく反応したね。
ドォーン。
勝つのは黄瀬くんだけどね。
「次は水野っちすか。やりづらいっすね。」
「言っちゃ悪いけど負けないよ。」
僕には背が小さくてもジャンプ力はある。
そして弱点を瞬時に見極めることができる。
「水野っち。提案なんスけど。俺が勝ったら海常に来てください。」
「負けないからいいよ。のってあげる。」
「それじゃ〜。行くよ。」
さっきと同じだ。
でも今さっき見ていたのとは違う。
ヤバい。
「くそー。」
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