魔法先生ネギま!
0286話
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……のか?
「そう、ですわね。確かにあのような相手との戦いが日常になるというのを考えると踏み込まないというのも必要かもしれませんわね」
あやかの脳裏に浮かんでいるのは、俺が吸収した魔法使い2人か。あるいは、その後のエヴァとの戦いか。……はたまたチャチャゼロ辺りとの模擬戦か。
「とにかく朝倉さんに連絡をしてみますわね」
そう言って、自分の携帯を取り出すあやか。
「もしもし、朝倉さんですか? ええ、はい。雪広です。実は先程の件について至急連絡しないといけない出来事がありました。ええ、そうです。ネギ先生とエヴァンジェリンさんの……はい。それでですね、明日の朝7時に学園長室に来て貰えますか? そこで詳しい話をして貰えるらしいので。いえ、私は……ええ、ですが……まぁ、確かにそうですが。分かりました。ではそういう事で。明日の朝に迎えに行かせて貰いますので。ええ、ではまた明日。お休みなさいませ」
そこまで言って、電話を切る。
「どうだった? 何やら揉めていたようだが」
「ええ、その……申し訳ありませんが、明日の朝の話し合いに私も出席させてもらってよろしいでしょうか? もちろんあくまでも立会人という形で結構ですので」
「立会人?」
「ええ。何しろ、朝倉さんにしてみれば明日の話し合いには誰がいるのか分からないので1人だと不安という事でしたので」
「学園長とは顔見知りじゃないのか?」
「確かに顔見知りではありますが、結局その程度の関係でしかありませんから」
まぁ、確かに朝倉の言いたい事も分かる。俺は明日の面子についておおよそ知ってるから特に危険が無いと判断したが、朝倉にとっては突然学園長室に呼び出されたようなものだ。近衛経由で多少は知っているだろうが警戒するのも仕方ない。
「分かった。学園長の方には俺から連絡を入れておく。あやかに関しては学園側も立場を理解しているだろうから、特に問題はないだろう」
「申し訳ありません」
俺の言葉に申し訳なさそうに頭を下げるあやかだった。
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