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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
模擬戦
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まった。
どうやら部屋の前に到着したようである。
「じゃあ俺ここだから」
「え!?そこ聖君だったんだ!」
なのはが驚きの声を漏らした。
それに続きフェイトが言った。
「私たちは隣の部屋なんだよ」
「そうなのか。じゃあ部屋変えてもらうか。二人とも嫌だろう男が隣にいたんじゃ」
聖の言葉に二人は一瞬きょとんとするがすぐに笑顔になってやさしく言った。
「そんなことないよ!全然私たちは大丈夫だし。ねっ!フェイトちゃん」
「うん。ホントに嫌じゃないからそんなに気にしないでいいよ」
二人の気遣いに涙が出そうになったが何とかこらえ二人に頭を下げた。だがなのはが唐突に言った。
「……でもねもし聖君がHなことをしようとして私たちの部屋に入ったら……O☆HA☆NA☆SHIだからね?」
そういったなのはの目には光が宿っていないように見えた。
それを見ていたフェイトも若干苦笑いというか引いていたが……。
「き、気をつけます」
聖が言うとなのはも先ほどまでのやんわり顔に戻り「それじゃあおやすみ」というとフェイトとともに戻っていった。
部屋に入り聖は星を見上げていた。
そこで安綱が話しかけてきた。
「いいところですねここは」
「ああ。みんな優しいしな。だけど……」
そこまで言ったところで聖は黙った。
「……まだ気にしているのですか?ご自分のことを」
「そりゃあ……な。でも今はここにいることを幸せに思わなきゃな」
聖はそういうと立ち上がるとベッドにダイブした。
そのまま聖は目覚めることなくその日は眠ってしまった。
次の日からは六課の中の整理などをしながらすごし業務もしっかりこなしていった。
そして2週間後。
六課が正式に活動を開始する日を無事に迎えることとなった。
同時期管理局内 某所
ドゥーエは管理局の局員リストを調べていた。
「あった。えっと……シラクモ・ヒジリ。第97管理外世界地球出身の魔導師で役職は執務官。ランクはSSね。ふーんなかなか面白いボウヤね」
そういった彼女の目は怪しくだが美しく光っていた。
「でも、どことなくあの子と面影が似てるのよねぇ。……まぁ考えすぎね」
ドゥーエはそのまま局員リストの聖の部分だけをコピーした。
……用心することに越したことはないからね。
そして彼女は部屋を後にした。
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