第五章 StrikerS編
第百二十一話 『お茶会と最初のアラート』
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グナム副隊長、フィアット副隊長も」
「はやてちゃんにもですよね。後、士郎パパもです!」
「うん」
「ええっと…」
それでキャロは少し迷っている。
「ほら、部隊ごとに保有できる魔導士ランクの総計規模って決まってるじゃない」
「ああ、うん。そうですよね…」
スバルさんが少し乾いた声で答えていた。もしかして忘れていたのかな?
「一つの部隊でたくさんの優秀な魔導師を所有したい場合はそこにうまく収まるように魔力の出力リミッターをかけるですよ〜」
「ま、裏ワザってみたいなものだけどね」
「うちの場合ははやて部隊長が4ランク、シホ隊長が3ランク、あとの隊長たちは2ランクダウンかな。おまけに士郎さんも2ランクダウンしているね」
「四つ…八神部隊長はSSランクだから…」
「Aランクまで落としているんですか…?」
「シホさんも3ランクだからAAランクまで…」
「はやてちゃんとシホさんも色々と苦労をしているです」
「それじゃなのはさんは…?」
「私はもともとS+だったから2.5ランクダウンでAA。だからもうすぐみんなの相手もそう簡単にできなくなるかな?」
「隊長さん達ははやてちゃんの。
はやてちゃんは直接の上司のカリムさんか、部隊の監査役でもあるクロノ提督の許可がないとリミッター解除ができないです。
そして許可は滅多なこと以外は出せないそうです」
「そうだったんですか…」
「でも話は変わりますが、シホさんに関しては魔導師ランクはあってないようなものですから」
「なんでですか…?」
「シホさんの本質は魔導師じゃなくて魔術師…今の管理局の技術では魔術師にリミッターをかけられるほど神秘の理解はされていないんですよ。
だからシホさんが魔術だけを使用しようと思ったら軽くSランクは突破です。
でもシホさんの魔術は強力ですから滅多なことがない限りはあんまり使うなって何度も口うるさく言われているんですよ。
そしてサーヴァントの人達も許可がない限り極力戦闘には出られませんから」
「八神部隊長以上の最高戦力ということですか…」
「そういうことです。それと食堂にいる士郎パパもシホさんと同じくSSランク魔導魔術師ですからね?」
食堂にも最高戦力がいる部隊ってあんまりきかないよね?
それだけこの部隊の異常さが際立っているってことだね。
「ランとレンも魔術師だけの方なら魔導師ランクより高いですよね?」
「あ、はい」
「うん…リミッターがないからやるならどこまでも力を高めることができます。
上げすぎると自滅の可能性も孕んできますけど…」
「そうですね。それで魔術師に関してはここまでにしておきましょうか」
「そ、そうですね…」
それでティアナさんが少し考え込んでいるけどどうしたのかな?
「話は戻して隊長達
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