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魔法少女リリカルなのは〜その者の行く末は…………〜
Chapter-2 Second Story~sorrowful and graceful……that occurrence~
number-14 my friends your friends
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しまったものなのだから。


ならば、はやてはどうなのか。
燐夜とほとんど変わらない立場にいて、寂しくないのだろうか。
しかし、はやては燐夜と会った時には寂しそうな表情は一切しなかった。それ程今に満足しているらしい。


では、あの女性たちは何者なのだろうか。
燐夜はあの女性たちをどこかで見たことがあった。どこかですれ違ったとかそういう類ではなくて、管理局にいた時の資料で。……確か、最も忌避するべき事件の資料の中で。


「――――ッ!」


ここでようやくすべてが繋がった。いや、繋がってしまったというべきか。
世の中には知らない方が幸せな事実だってある。だが、そこにたどり着いてしまうのも、管理局元執務官だったからだろう。


「くそっ……これじゃあ、11年前の繰り返しになる……闇の書事件の」


――――あの古代遺産(ロストロギア)、闇の書の悲劇が……


燐夜の声は、暗くなった海鳴市の街の闇に吸い込まれて消えていった。



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