暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0285話
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て力持ちなんやなー」
「まぁな。それよりも早い所女子寮に向かった方がいい。こんな状態の宮崎を連れている所を他の誰かに見られでもしたら余計な騒ぎになりそうだ」

 せめてもの救いは近衛が一緒にいる事と、俺が子供という事だろう。これで俺が本来の年齢である20代の外見だったりしたら通報される可能性すら考えられる。

「そやな。もう4月とは言ってもまだまだ夜は冷えるし、このままだとのどかが風邪引いてしまうかもしれへんしな」

 俺の言葉に納得し、そのまま女子寮へと向かう。

「にしても、なんであやかと神楽坂が一緒だったんだ? 根本的に仲がいいとは言っても、普段はどちらかというといがみ合ってるだろ?」
「あー、それなー。私達が帰ろうとしたら丁度用事が済んだいんちょと一緒になってな。それでネギ君やアクセル君について話ながら来たんやけど……途中でのどかと別れて妙な音がしてここに一緒に来たんや」

 なるほど。別に今回の模擬戦が不服でネギと一緒にいたとかそういうのじゃないのか。
 その後は特に話をする事も無く女子寮へと辿り着き、取りあえずという事で近衛の部屋へと宮崎を運んだ。

「アクセル君、ありがとなー」
「いや、それより俺はこの辺で失礼させてもらう」
「え? 何で? のどかが起きるまでここにいればええやん」
「宮崎は男に慣れてないからな。起きた時に近くに俺がいたら安心出来ないだろう」

 何故かネギに対してはその男に対する防壁も緩んでいるようだが、俺に対しては普通に苦手意識を持っている感じだ。
 あるいは、本能的に俺が子供ではないと気が付いているのかもしれない。

「そか。まぁ、そう言われると確かにのどかは男の人が苦手やからなぁ」
「ま、取りあえず今回は何事も無く無事だったんだ。特に心配する必要も無いだろうさ」

 それだけ言い、自分の部屋へと戻る俺だった。
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