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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第25話 妖怪大戦争(前編)
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ら?」

そう言って二階へと上がる階段に目を向けるとそこにはこっそりと様子を見ている3人娘がいた。

「う、う、ウェンディ、先ずはお前から挨拶に行け」
「何でスか!!妹も売るんすかノーヴェ!!そしてセインも逃げようとしないで下さいっス!!」
「逃げてないよ、トイレに行くだけだよ」
「だったら何で遠い2階のトイレへ行こうとするんだよ!!魂胆が見え見えなんだよ」

「あなた逹、何をしてるの………?」
「「「!!」」」

そんな3人に優しく声を掛ける加奈。
しかし3人の反応は驚きと怯えに満ちていた。

「何よその反応………会うの久々なのに失礼ね………」

「か、加奈姉綺麗になったっスね!!」
「何故かしら………ご機嫌取りの様に聞こえたのだけれど………」
「ギクっ!?」
「何でコイツは分かりやすい反応を………」
「バカウェンディ………」
「まあ良いわ………取り敢えず遅れた分を取り返す為に私もこれから向かうわ。ノーヴェ達はこっちの別荘の守りを。もしもの時はISを使っても構わないわ」
「………良いんスか?」
「みんなを守ることを優先なさい。あっ、それと休日中に一度家に帰るから」
「「えっ?」」
「桐谷に言われてるのよ。ノーヴェは心配無いだろうけど家の様子を見てきてくれって。桐谷もまさかの部隊長やってるから中々帰れないみたいね。だからこそ家の方も心配してるのよ………」
「ま、ま、全く、桐谷兄も心配症っすね!!」
「そうだよ!!私達は大丈夫なのに!!」
「………」

そう元気よく答えるウェンディとセイン。
そんな2人を冷たい目で見つめるノーヴェの姿を加奈は見逃さなかった。

「そう、じゃあ楽しみにしてるわ。………もし酷かったら分かってるわよね?」
「ははは、当然じゃないっスか………」
「ま、まあ楽しみにしててよ………」

そう答えたがすっかり元気が無くなっていた2人だった………










「よし、エタナドセットアップ」
『はい、マスター』

光に包まれた加奈はTOVのエステルに似たプリーストの様な姿に。

「これが加奈のバリアジャケットなんだ………」
「何かゲームのキャラクターのシスターみたいな格好ね」
「まあそうイメージしたからね。それじゃパッパと終わらせてさっさと帰ってくるわ」
「気をつけて………」
「皆によろしく」
「ええ。………ああそれと大悟が来たらさっさと来るように言っておいてね」
「うん、分かった」

すずかの返事を聞いた加奈は空へと飛び上がった。

「それじゃあ………」
「待って、私も!!」
「俺も行く」

そう言って別荘から現れたのは散々暴れ回ってダウンしていたなのはとバルトだった。

「あら?なのはとバルトさ
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