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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第25話 妖怪大戦争(前編)
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直ぐに斬り抜け、更に真空の斬撃が襲った。
「見事………!!」
そう言い残し倒れるクルースニク。そして直ぐに灰になるように消えていった。
「いくら伝説の人物だからってそう簡単に負けてたまるか」
と言いつつ、5分以上戦っていた零治。気が付けば近くで戦っていたライの姿も消えていた。
「くそっ、思った以上に手間取った………他の皆は何処だ?」
そう言いながら周囲を見渡す。
「ふむ、これは強そうな剣士だ………」
そう言いながら茂みから出てくる1人の男、右手に剣を、左手に盾を持っていた古代ローマ兵士が付けてそうな兜を被っていた。
「………誰だ?」
「我はアレス。戦いを好む者だ。さあ強き者よ力を示せ」
「アレス………何か聞いたことがあるような………しかし次から次へと………ロングレンジの奴等は一体何をしてるんだ………」
「くっ、フリード頑張って!!」
「クオオオオオオオ!!」
大きな咆哮を上げつつ、フリードは向かって来ている獅子の頭を持つ怪鳥達の相手をしていた。
「優理大丈夫!?」
「消え去れ、スターライトブレイカー!!」
集束された巨大な砲撃魔法は飛んでいた怪鳥や霊鳥達を巻き込んで森ごとえぐっていく。
「塵となりなさい、ディザスターヒート」
そして更に隣にいた星は狂いのない正確な砲撃で飛んでくる怪鳥や霊鳥達を仕留めていた。
「流石星お姉ちゃん。………だけど目が本当に恐い………」
「キャロ!!行ってアクセルシューター」
そんな周りを見ていたキャロを狙っていた女性の姿をした鳥に誘導弾が飛び、見事撃ち落とした。
「真白ちゃん、ありがとう!!でも大丈夫なの………?」
「うん!!ごめんもう大丈夫!!一緒に頑張ろう!!!」
「うん!!!」
そう話し合い互いに正面を見る。
そこには未だに列を成して向かってくる鳥の妖怪達が。
「行こう!!」
「うん!!」
戦いは更に熾烈を極めた。
「スバルそっち行った!!」
「くっ、来るな!!」
「URYYYYYY!!!」
玄武剛弾で魔力を飛ばすが、向かってくる金髪の男はもの凄いスピードで構わず突っ込んでくる。自身の体が削れようが血が噴き出てようが関係なくスバルに向かっていた。
「サークルバインド!!」
もはや止められないと思ったティアナがバインドで止めるが………
「無駄ぁ!!!」
その一言と共に軽々とバインドを破る。
「ふん、人間を超越し吸血鬼となった俺にそんな攻撃は無駄だ!さあ諦めて俺の食料となれ!!」
「そんなの絶対にごめんだ!!!」
そんな声が聞こ
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