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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第25話 妖怪大戦争(前編)
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て来たライが興奮しながら声をかけた。

「吸血鬼ハンターって言われると波紋使いの方を意識しちゃうけどな俺は………って別に吸血鬼ハンターじゃないか」
「波紋使い?」
「ああこっちの話」

ライに聞かれ誤魔化す様に話を終える零治。

「全て………断罪する………」
「悪いな、時間をかけていられないんだ、直ぐに終わらせる!!」

そう言って再び零治は駆け出したのだった………










「くっ!?ガハッ!!」

吹き飛ばされて太い木に背中を強打し、その場に崩れ落ちるギンガ。

「終わりだ………」

白く透き通った純白の青年がそのままギンガに向かって槍を突き刺そうとしていた。

「くぅ………!!」

ダメージ覚悟で相手に一撃をと考えていたギンガ。しかしその一撃はギンガには届かなかった。

「たああああ!!」

リンスがハルバートを回転させながら一閃。
青年はそのまま消え去った。

「大丈夫ですかギンガさん!?」
「ええ、ありがとうリンスちゃん………本当に助かったわ………」

リンスは零治の指示で孤立しているであろうギンガの援護に来ていた。
零治としては速いライをと思ったが、ライはライで戦闘中だったためリンスに任せたのだった。

「あの人一体誰だったんですか?」
「確かクーフーリンって名乗っていたわ。あの槍さばき見たことなかった………これがまだまだ続くなんてね………」

そう話ながらゆっくりと立ち上がるギンガ。
そんなギンガをリンスは心配そうにしながらあたふたしていた。

「零治さんが………」
「はい、本当に間に合ってよかったです」

とリンスが笑顔で言うが、ギンガとしては複雑な思いだった。

(力不足ね私………管理局員なのに一般人に心配されるなんて………情けない)

そう思うも実際苦戦していたのは明らかで、援護はものすごく助かる。
申し訳なく思うもギンガは………

「リンスちゃん、悪いんだけど私1人じゃとても対応できないわ。だから一緒に戦ってもらえないかしら?」
「はい、こちらとしても助かります。優理ちゃんはああ言ったけどまだ私は不安があるんです。ギンガさんが居てくれるととても心強いです」
「ありがとう、ならここを突破してひとまずティアナ達と合流しましょう」
「はい!!」

ギンガとリンスは互いに背中合わせになり、再び向かってくる妖怪達と戦うのだった………











「くっ!?」
「貰った!!旋狼牙!!」

斬撃により上へと仰け反ったクルースニクに零治は追撃を仕掛けた。
抜刀した斬撃に発生した真空の輪でクルースニクを拘束した零治。
そして最後に蹴り上げ………

「抜砕竜斬!!」

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