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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第25話 妖怪大戦争(前編)
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ら」
「そうだな。まあ零治達は零治達で勝手にやるだろうし、私達は私達でしっかりやればいい」
「そうですね、頼むわねティアナ」

ヴィータやギンガにもそう言われ、ティアナは一層気合いが入る。

(前の失敗を挽回するチャンスなんだ、しっかりやらなきゃ………)

そんな思いと共に作戦開始時間は徐々に近くなっていく………










「みんな、準備は良い?」

B地点の待機場所。こちらはいち早く皆が待機地点に向かっていた為、零治達のやり取りは知らないのだが、こちらはこちらで面倒な事になっていた。

「それでな、その時に大天狗との戦いに勝ったワシは奴の心意気に興味が湧いてな、殺せと言ったが逆に言ってやったのだ。『ワシの後ろで百鬼の群れとなれ』ってな」
「「おおっ………!!」」

現在、ぬらさんの自伝をエローシュとエリオが熱心に聞いていた。

「あの時間が………」
「こら、いい加減にしないさい!!もう時間よ、話は後にしなさい!!」

小さく呟いていたフェイトの代わりにルーが3人に対して怒鳴る。

「おおう、何とも強気な嬢ちゃんだ………これは将来良い女になるな」
「気が強そうですけどね………頑張れエリオ」
「ん?何で?」
「何でじゃないだろ………」

と呆れながらも時計を見る。

「さて、マジで始まるな………エクス、周りの状況はどうだ?」
『………今の所静かだ。静かすぎて逆に不気味な程な』
「静か過ぎる………?」
『こんなギリギリの距離に居るのに、動きすら無い。本当にいるのか疑う程にな………』
「だが、お前も気がついているだろ?」
『ああ。あの頂上付近から感じる異様な力。魔力では無いのは分かるがそれに匹敵、いや、それ以上の力を感じる。気をつけろ、一筋縄ではいかない』
「それはまあ分かってるけど………」
『何だ………?』
「このメンバーで負けたら、あの怨霊を止める手段は無いと思うぜ俺は」
『………確かにな』

「どうしたのだエローシュ?」
「すいませんぬらさん。ちょっと相棒とお話を………フェイトさん、始まりますね」
「うん、みんなセットアップして待機。ロングレンジの一斉射撃の後、一気に頂上へ向かいます!」

フェイトの指示の元、皆セットアップし、直ぐに始まるであろう戦いに備えるのであった………













「さて、時間や。皆、準備はええな?」
「ああ、我等はとっくに出来ている」
「来る前に全てを灰にします。優理手加減は要りません。この森全てを消し去る事を許可します」
「何を許可してんねん!!駄目に決まってるやろ!!先ずは分厚い結界を張らなくちゃいけないから悪いんやけど夜美ちゃん手伝ってくれる?」
「ああ、分か
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