第8話『平凡な日常とドンマイ銀髪君…前編』
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ー!!」
そして男B君が何かを言う前に先生の拳骨が炸裂したの
「ちょっ先生!?せめて俺の話しを最後まで聞いてくださいよ!!」
男B君は涙目になりながらも先生にそう言うと
「よし…じゃーお前の作品の説明をしてもらおうか?」
先生は腕を組んで聞く体勢になったの
「それじゃあ説明します!!」
そして男B君は元気にそう言って
「これは『木綿豆腐』でっ……いってー!!」
説明と言うか作った物の名前を言った瞬間に
先生の2度目の拳骨が振り下ろされたの……
「お前もさっさと作り直せ!!」
男B君の机の上には先生に『作り直せ』と言われたかわいそうな作品
男A君の作品に少し網目を付けただけの
『木綿豆腐』と言う名の作品があったの……
その後も先生に拳骨を受ける生徒が何人かいたけど
そんな事よりも早く自分の作品を作る事にしたの……
そして私がユーノ君?みたいな感じのものを大体完成させた辺りで
丁度先生が話しかけてきたの
「おー高町はちゃんと作ってたな。それは…イタチか?」
急に話しかけられて私は少しびっくりしたけど
「えーと…フェレットです」
私は困惑しながらも先生に『フェレット』だと告げると
「そーかフェレットかーよく出来てるじゃないか」
先生は笑顔で褒めてくれたの
そして先生は振り返って
「不知火はどう…だ……」
ツバサちゃんの作品を見て固まったの
どうしたのかと思って
私も先生の後ろから覗いてみると
ツバサちゃんの机の上には
制服姿の私の人形があったの
それはとても精巧に出来ていて私と瓜二つだったの……
先生が我に返って
「し、不知火…これは……」
「小学3年の女の子……」
先生が質問して、ツバサちゃんが答えたの
「ツバサちゃんもしかしてそれって私…?」
私がそう聞と
「頑張った…」(・・)b
無表情でサムズアップしてきたの…
そしてこの作品は今度の展示会に出品されることになったの……
3時間目:音楽
音楽の授業は音楽室に移動してみんなで歌を歌うんだけど
「誰かピアノを弾ける奴はいないか?」
先生はピアノを弾けないみたいで弾ける人を探してたの
すると
「…………」
ツバサちゃんが立ち上がってピアノの方に行ったの
「それじゃあ不知火頼んだぞ」
先生はそう言って今回歌う曲の楽譜をツバサちゃんに渡したの
「ん……」
ツバサちゃんはそれを受け取ってピアノの準備を始めたの
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