第8話『平凡な日常とドンマイ銀髪君…前編』
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」」」」
「雪ダルマだ!!」
「「「「………………」」」」
「ふっ…予想外過ぎて声も出ないか」
「お前それって俺らと変わんねぇじゃねーか!!」
「何を言う!?お前らと違って複数のパーツを作るんだぞ!?」
「丸を2個作るだけじゃねーか!!」
「いやっ!!顔とかのパーツも作るぞ!!」
「変わんねーよっ!?」
何かやる気0な会話をしていたの……
まぁそれは置いといて
全員に紙粘土が行き渡ったので
「よしっじゃー作り始めろ」
先生が開始の合図をしたの
私は何を作るか考えた結果
ユーノ君みたいなフェレットを作ることにしたの
そう決めた私は紙粘土を取り出して形を作っていったの
(そーいえばツバサちゃんは何を作ってるんだろ?)
私はふとそう思いツバサちゃんの方を見ると
ツバサちゃんの机の上には
円状の薄いものと俵型になった粘土が5つに丸いのが1つ置いてあった
(何作ってるんだろ?)
私がそう思っていると
ツバサちゃんは円状の薄い奴の上に俵型のを2つ立てて
その上にもう1つ…その左右に1つずつ取り付けて
最後に丸いのを上に乗せたの…
それは人のような形だったの……
ツバサちゃんはパーツを組み合わせると
筆箱からカッターナイフや針やヘラを取り出して
何か凄い速い動きで作業をしていたの……
私はとりあえず自分のを先に作ってしまおうと
自分の作業に戻ったの…
少し経った後
「今から順に見ていくぞー」
先生がそう言って前の人から順に見て回り始めたの
そしてアイツは休みなのでその後ろの男A君の所に先生は歩いて行って
「おい……男Aこれは何だ……」
先生が男A君に問うと
男A君は軽く鼻で笑いながらメガネを『クイッ』と上げて
「ふっ………豆腐ですよ」
そう答えたの……
「そうか……」
すると先生は小さく呟いたあと
ゴンッ
「〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
男A君の頭に拳骨を落としたの
「早く作り直すように!!」
そして先生は次の人……男B君の前に移動したの
「おい……男B…作った物を机の上に出さんか」
男B君の机の上には紙粘土の空袋だけが置いてあって
肝心の中身が無かったの
「えっと……」
男B君が言い淀んでいると
「大丈夫だ…よほどの物で無い限り怒らんから」
先生は優しそうな笑みを浮かべてそう言ったの
すると男B君も安心したのか
少し笑顔になって机の中から1つの白い塊を出したの
「これが俺が作っ………いってー
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