第四十二話 決戦(その一)
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や兵力的には叩く事が可能だ。
砲火が第一艦隊に集中した。頭領、ルッツ提督、そして俺の三個艦隊が砲撃を集中しているのだ。三倍の敵から攻撃を受けて第一艦隊が混乱している。艦橋に歓声が上がった。だが直ぐに悲鳴に変わった。
「閣下、ヤン艦隊が!」
「うむ」
ヤン艦隊が前進して頭領の艦隊に迫ろうとしている。第一艦隊を救おうとしているのだろう。そして間接的にカールセン、ホーウッドを援護しようとしている。或いは一気に勝負をかけに来たか。ミュラーが側面からヤン艦隊を牽制する。そして頭領の艦隊が更に第一艦隊に攻撃を加えた。同時にルッツ提督の艦隊が前進する、まさか本当に中央突破をするつもりか!
成功すれば反乱軍を分断できる。そうか、その後ろには反乱軍の総司令部が有る! 反乱軍の中枢を潰せる! ミュラー、もう少し踏ん張ってくれ……。
「攻撃だ! ルッツ提督を援護しろ! 中央突破だ!」
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