第5話『新たな友達!!青い髪の女の子』
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〜なのは〜
今日から私は3年生に進級したの
いつも通り通学バスに乗ってアリサちゃんとすずかちゃんと一緒に学校に向かったの
クラス分けを見てみると今年もアリサちゃんとすずかちゃんと同じクラスで嬉しかったの
でも『霧島白亜』と言う名前を見て溜息を吐いたの
「はぁ〜アリサちゃんとすずかちゃんと同じクラスのは嬉しいけどまたアイツも一緒のクラスなの……」
「私もなのはちゃんとアリサちゃんと同じで嬉しいけどアノ人もまた同じクラスなんだ……」
「もー何でアイツまでまた同じクラスなのよ!!」
すずかちゃんとアリサちゃんもクラス分けの貼り紙の『霧島白亜』の名前を見て文句を言っていたの
私たちは割り当てられたクラスに入ると去年同じクラスだった子や初めて見る子など様々だった
みんな先生が来るまでは自由にしていて
友達同士で談笑している子や一人で読書をしている子と…様々だ…
私は教室内の人たちを眺めていると
教室の一番奥の席で顔を伏せている青い髪の子を見つけた時
何故か私はやけにその子の事が気になったの
(寝ているのかな?)
私がそう考えていると
「どうしたのよなのは?」
アリサちゃんが声を掛けてきたの
「ううん。何でもないの」
私はそう言って空いてる席に座りアリサちゃんとすずかちゃんとお話を始めたの
「おはよ。なのはにすずかにアリサ」
2人と楽しくお話しをしていたら聞きたくない声が聞こえてきたの
アリサちゃんとすずかちゃんの方を見ると凄く苦い顔をしていたの
多分他の人から見たら私も同じような顔をしていると思うの
「今年も同じクラスだし去年以上に仲良くしような」
私はどうやってこの状況を切り抜けようかと
アリサちゃんとすずかちゃんに視線を送ったその時
教室のドアが開いて
このクラスの担任だろうと思う20代前半ぐらいの男の先生が入ってきたの
先生は来てすぐに席に座ってない子を注意して座らせたの
私たちの近くには空いてる席が無かったから
渋々アイツは離れた席に座ったの
その後
先生は自分の自己紹介をして
次に入り口側の前の人から順に自己紹介をするように言ったの
私やすずかちゃんやアリサちゃんも元気よく自己紹介をしたの
そしてアイツの自己紹介の番が来たの……
「俺は霧島白亜だ(ニコッ)」
何かを企んでいるような黒い笑顔に何人かの女子が嫌そうな顔をしたの
「知ってる奴もいると思うが俺は常にアリサと同じで学年上位の成績だ」
アリサちゃんがかなり嫌そうな顔になったの
「運動も得意ですずかと並ぶぐ
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