ミッシングエース3:アンデッドの襲来! 決めろダブルブレイド!
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をぶら下げて楓を睨む紅音がいた。
ナツル「(…空気が重い…)」
そんな2人の睨み合いから起こる空気にナツルは顔を青ざめる。
楓「また邪魔をするんですか美嶋さん?」
紅音「言った筈です。ナツルさんは私が守るって」
また睨み合った後…
楓「それではナツルさん」
紅音「先に控え室に行ってます」
そう言うと2人はナツルの左右を通り過ぎ、控え室を出て行った。
ナツル「ふう〜〜」
深く息を吐いた後にナツルはよろよろと椅子に座る。
ナツル「いっ、生きた心地がしなかった…」
雫「モテル男は辛いわね」
ナツル「Σうい!?」
呟いた後に隣で腕を組んで座ってる雫にナツルは驚く。
ナツル「何時からそこに!?」
雫「そんな事よりどうするの? 楓も美嶋さんも本気よ? 生徒会長としては、このイベントを無事に成功させたいんだけど…」
ナツルの問いを無視して雫はそう言った後、ナツルを見る。
ナツル「どうするって…」
雫「いざと言う時は責任取ってね…そう言えばその紙袋に入ってるのってあなたが着る奴?」
困った顔をするナツルにそう言った後に雫はナツルの傍に置いてる紙袋2つを見て聞く。
ナツル「ああ…そう言えば見てなかったな…」
そう言ってナツルは1つ目の紙袋の中を見る…
ナツル「!!!」
そしてその中身に驚愕する。
雫「どうしたの?…あら?」
驚愕した顔で固まったナツルに雫は紙袋の中身を見る。
ちなみに1つ目の中身については漫画版の4巻や小説版の3巻を見れば分かるぞ。
雫「…これを着るの?」
ナツル「着る訳ないだろ!!…もう1つは…」
そう言って2つ目の紙袋を見て…安堵する。
ナツル「良かった〜さっきよりマシだ〜」
雫「そう、良かったわね」
思いっきり安堵の息を吐くナツルに雫はそう言った後に立ち上がる。
ナツル「なんだよ?」
雫「別に、そろそろ着替えようと思って」
ナツル「そうかい…じゃあ」
そう言ってナツルは紙袋を持って出ようとする。
雫「あら?私の着替えに興味がないの?」
ナツル「ねーよ」
腰に手を当てる雫にナツルは振り向かずに言う。
雫「つまらない男ね」
ナツル「それで結構だよ」
まだ言う雫にナツルはドアを開けて出る。
そんな会話がされてる頃、剣崎はと言うと…
剣崎「今の所は異常なしだな…」
見回りながら剣崎はそう呟いた後に心の中である事を考えていた。
剣崎「(あの雫ちゃんの言った『そうそう、次に来る時は男の姿でお願いね』って言葉…ナツルに向けての言葉だったな…そう言えば男子の方にも同じ苗字で同じ名前の
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