第二幕その十七
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「君達と同じな。全く同じなのだよ」
「僕達と同じ」
「人間なんですか」
「そう。では話を元に戻す方法を考えよう」
さながら魔術師のような言葉になってきていた。
「実は今晩もう考えていたんだよ」
「今晩ですか?」
「じゃあ明日の朝までというのは」
「そうだよ。一度に二組の結婚式を挙げたいと考えていたんだよ」
ここではじめてわかる種であった。
「それをしようとな」
「そうだったんですか」
「そんなことを」
「その前にだよ」
アルフォンソの言葉は続く。
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