第3章 赤い桜編
第30話 本当の気持ち
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『ここからはまたリョウ目線です。』
時計の針は深夜3時をさそうとしていた。ずっと起きているか、無理矢理寝るか迷っていると、
コンコンッ!!
リョ「!!!」
女子の部屋から壁を叩く音がした。
コンコンッ!!
俺は恐る恐る壁を叩き返した。
ル「だ、誰?」
リョ「ル、ルーシィ!?」
ル「リョウ!?よかったぁ〜。起きてたの?」
リョ「お、おぅ。寝れなくてよ。いろんな意味で・・・」
ル「あ、私もなんだ。」
やっぱり・・・だいたい予想がつくぞ。エルザが布団に入ってきたり、マヤが動物と一緒に寝てい
るとかだな。
ル「よくわかったわね。」
リョ「だいだい予想がつくからな。」
俺とルーシィは今日の海中探検のことやギルドのことなどしばらく話していた。そして、俺はずっとルーシィに聞きたかったことを聞いてみることにした。
リョ「・・・なぁ、ルーシィ。」
ル「何?」
リョ「・・・・・俺のこと、どう思ってる?」
ル「え?」
リョ「その・・・俺さ、ルーシィにアプローチしすぎかなって思って・・・それに、あのめがねかけた星霊もルーシィのこと好きみたいだし・・・」
ル「・・・・・」
リョ「アハハハ、何言ってるんだろうな俺。今の忘れてくれ。ダハハハハハ・・・」
ル「・・・私・・・リョウのこと、嫌いじゃないよ。」
リョ「・・・・・え?」
ル「月の涙(ムーンティア)のときは私を守ってくれたし、硝子の人形(クリスタルドール)のときは私を助けだそうとしたんでしょ?ユモとグレイから聞いたよ。」
リョ「・・・・・」
ル「もちろん、ロキ(レオ)のことも嫌いじゃないわ。」
リョ「・・・そっか。それ聞いてなんかほっとした。」
そして、決心した・・・
リョ「なぁ、ルーシィ。」
ル「ん?」
リョ「・・・・・俺と、付き合って・・・もらえませんか・・・?」
ル「え・・・?」
・・・言えた・・・言っちゃったーーーーーー!!告白しちまったーーーーー!!!////////////あぁ、やべぇ・・・///////////////////心臓が口から飛び出そうだ・・・////////////////
ル「・・・リョ、リョウ。」
あぁそうだ。結果があるんだったよな・・・俺は額に手をのせる。覚悟は出来ていた。
ル「・・・・・いいわよ。」
俺の思考が止まる。我に返って、
リョ「・・・ほ、ほんとに?」
ル「うん!」
はぁ〜〜〜、俺の体から一気に力が抜けた。
ル「//////////わ、私!そろそろ寝るね!!お休みリョウ//////////////」
ものすごく慌ててるのがわかっ
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